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子欲居の中国語日記
ブログ紹介
 最初本ホームページの別室として、2007年正月に開設しましたが、2月中旬には完全な停止状態になり、9月になって、ほぼ半年ぶりの更新を行いました。
 9月15日には『子欲居の中国語日記』として、本格的に更新を開始し、26日以降、ほぼ毎日一本の割で更新を続けています。「中国語日記」とは題しましたが、筆者の趣味と性格上、関係のない話題も多く載りますので、ご了承下さい。
  
 なお、私の本ホームページ『子欲居的東アジア世界』のアドレスは以下の通りです。本ページの方もよろしくお願いいたします。

  http://www.eonet.ne.jp/~shiyokkyo/
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橋本知事と大阪府職員の関係について

2008/06/12 23:53
 「知事を人として尊敬できない」「民間では考えられない物言い。上司として注意する」。12日午前、大阪府庁新別館で開かれた朝礼で、職員と橋下徹知事との間でこんなやりとりがあった。知事の改革への姿勢を批判した男性職員に対し、橋下知事は厳しい言葉で応酬。「私のやり方が気に入らないなら、職を変えてくれ」とやり返した。

 上の男性職員がどのような人か私は知らないが、橋本知事は「民間では考えられない物言い。」などと、のたまっておられるが、私企業とは違って、多くの大阪府職員が同時に大阪府民であり、知事に対する選挙権やリコール権を持っていることを、この際、指摘しておく必要があるだろう。
 大阪府民たる大阪府職員は、橋本知事の部下であると共に、橋本知事の任命権者でもある大阪府民なのである。橋本知事閣下に置かれては、このことをゆめゆめ忘れないでいただきたいものである。

 なお、私は大阪府民でない者を、大阪府の職員として採用する必要はないと考えている。
 もっとも、「道州制」の議論があるように、大阪府を始めとした、「府県」と言った区分が既に時代遅れになっている可能性もあるが。
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日本全国の義援金20億円を超える:四川大地震

2008/06/06 23:35
 6日配信の毎日新聞の記事によると、日本赤十字社によると、日本国内から集まった義援金は9万9462件、23億573万7063円という。
 前の記事で、5月23日現在、日本全国から集まった義援金は約57000件約10億円と書いたが、23日から二週間足らずで更に13億円余りの義援金が集まった勘定になる。
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今日で5月も最後

2008/05/31 23:58
 この記事の掲載には何の意味もないのだが、とりあえず5月最後のあいさつとさせていただく。
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日本全国で10億円の義援金集まる:四川大地震

2008/05/27 20:11
 先ほど、日本赤十字社に問い合わせたところ、23日現在で約57000件、約10億円の義援金が四川大地震に対して集まったという。
 今朝のNHKのニュースでもこれほど短期間にこれほど巨額の義援金が集まった試しがないと報道していたが、急いでいたため金額を聞くのを失念してしまっていた。

 もちろん、これには政府が援助した約5億円や赤十字を通さなかった分は含まれていない。

 なお、筆者の職場で集められた義援金も日本赤十字社を通して中国に贈られた。
職場が義援金をカンパ:四川省大地震
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四川地震:記録しておきたい記事

2008/05/26 21:48
国内外からの義援金・物資が290億5500万元に
 ※日本円にして約5665億7250万円
ホームレスの男性、7年のたくわえを地震被災者に寄付
台湾の医療ボランティアが診療開始…安県
生き埋めから再び生還=32年前にも被災の男性−四川省
 ※24万人が死亡した中国の唐山地震で10日間生き埋めとなった男性が、32年後の四川大地震でも生き埋めとなりながら、再び九死に一生を得ていた
四川省・綿竹で80歳男性、266時間ぶり救出…中国中央テレビ
 ※男性は元々、足が不自由で寝たきりの生活を送っており、地震でがれきの中に閉じこめられた後、妻が水や食糧を毎日運んでいたという。
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日台早くもギクシャク(笑) 馬英九氏就任式典

2008/05/25 09:06
 産経新聞がタイトルとほぼ同名の記事を配信している。
 しかし、何かにつけ「台湾独立」を支援してきた日本の親台派政治家が、今更「独立反対」の馬英九氏の就任式典に駆けつけたところで、ギクシャクは当然であろう。

 むしろ、この間、アメリカの方が前陳水遍政権の「国連加盟」住民投票の実施に反対するなど、日本とは段違いに「台湾独立」路線に反対してきたと思う。

 ましてや、石原都知事が「『台中合作』なんて言っていると、このままでは台湾は第2の香港になってしまうのではないか」などと「苦言」を呈するようでは、全くお話にならない。馬英九政権が、即時の中国との統一を目指さずとも、実質的に第二の香港になることを目指していることは、とうの昔に明白である。

 産経は、「馬新総統は就任早々、強力な『親台派』から苦言を呈されてしまった格好だ。」などと書いているが、日本のいわゆる「親台派」は早々と台湾を見放すことであろうし、これは台湾を益々大陸に接近させ、最終的な両岸(大陸と台湾)統一に有利な条件をもたらすことであろう。

関連ニュース
国民党主席が26日に訪中=与党トップ初、胡氏と会談へ−台湾
 ※「胡氏」とは、言うまでもなく中国の胡錦涛主席のことである。

筆者関連記事
独立路線に終止符・台湾−国民党・馬英九氏が圧勝
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196時間後の生還も:四川大地震関連ニュース

2008/05/21 23:02
 『人民網 日本語版』より印象に残ったニュースを拾ってみる。

馬元江さん 179時間後の奇跡の生還
60歳の女性が196時間ぶりに救出
地震災害への義援金・救援物資、累計139億2500万元に
 ※1元=約15円として、総計約2100億円
ネットユーザー、日本援助に次々と感謝の書き込み
四川省、震災孤児の学費負担へ
女子生徒が50時間ぶりに救出 同級生十数人を救う
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がれきの下から163人救出、がんばれ!中国

2008/05/20 00:01
 報道によると、中国国営新華社通信は17日、四川大地震の被災地となった四川省綿陽市、綿竹市、都江堰市、震源地のブン川県映秀などで、中国人民解放軍と武装警察が16日、倒壊した建物のがれきの下から生存者163人を救出したと伝えた(ブンはサンズイに「文」)という。

関連ニュース
解放軍・武装警察・民兵予備役、15万近くが救助参加
国内外からの義援金・救援物資、累計89億4500万元に
 ※1元=約15円としてざっと1350億円
「英雄です」「ありがとう」=被災者、日本隊を激励−四川大地震
四川大地震 泥まみれで住民避難…心一つにして救援
 ※この毎日の記事は本当に心温まる記事だった
<四川大地震>「奇跡の生還」次々…165時間ぶり救出も

 日本にいて、些少の義援金を贈ることぐらいしかできませんが、必死の救援を続けている中国人民解放軍や人民武装警察、更にはボランティアの皆さん、もちろん被災者の皆さんに心からの声援を送らせていただきます。
 それと日本救助隊の皆さんご苦労様でした。
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石原都知事はシブチン

2008/05/19 00:01
 大阪人は、昔から節約を美徳としていたが、出すべき時には金を出した。だから、「ケチ」と「シブチン」という言葉が生まれ、それを区別していた。本当にムダな金を節約するのが「ケチ」であり、(そうしてためておいた金を)出すべき時にはポンと出す、これは美徳である。しかし、「シブチン」は出すべき時にも金を出さない悪徳である。

 報道によれば、石原都知事は年間一億円のパンダレンタル料に難色を示し、独特の「パンダ不要」論を展開しているという。なんでも、石原都知事は、「友好、友好と言っているが、友好の印で金を取るっていうのはどういうもんかな」などと言っているらしいが、果たして「パンダはワシントン条約の規制で、原則的に無償貸与できない。」ことを知っての発言なのだろうか。

 確かに、年間一億円は高額であるかもしれない。しかし、これが絶滅に瀕しているパンダの保護に使用されるのなら、決してムダ金であるとは筆者は思わない。
 石原都知事の「パンダ不要」論など、筆者からすれば「シブチン」の典型としか思われない。

 ※筆者も、職場でカンパした四川省大地震の義援金の分を、基本的に来月の節約で埋めようと思う。
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職場が義援金をカンパ:四川省大地震

2008/05/18 00:03
 先日、職場で中国四川大地震に対する義援金の募集が行われた。余りの被害の甚大さに、妻とも相談して、義援金を贈ろうと委託先を探していた筆者は、これこそ「最も有効なカンパ方法」と考え、相応の義援金をカンパさせていただいた。
 イスラム圏では、「私の親切を受け取ってくれて有り難う」と、親切を施した方がお礼を言うという話を聞いたこともあるが、筆者も義援金を贈る機会を作って下さった職場の有志に心からのお礼を申し上げようと思う。

 本当は職場の募金活動についてもっと詳細に書きたいのであるが、やはりそれには少しはばかりがあるので、その点は理解していただきたい。

 ちなみに、報道によれば、台湾も日本の5億円をはるかにしのぐ68億円の支援を行ったと言うし、かのジャッキー・チェンは1億4千万円もの義援金をカンパしたという。北朝鮮も10万ドル(約1000万円)の資金を中国政府に提供したというが、これは北朝鮮の国力から考えたら、決して些少の金額ではないと思う。(確かアメリカは5000万円ほどだったと思う)。
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旧チベットの人骨製の笛

2008/05/17 11:09
 事実上、ネット右翼の「活躍」の場になっているので、私にとっては非常にうっとうしいことであるが、Yahoo!ニュースには読者コメント欄が出来ている。
 もっとも、「うっとうしい」と言っても、中には何らかの参考になるコメントもある。例えば、私が先日引用した記事には、「この掲示板ではね、中国人が『チベット人は人骨で笛を作った』などと繰り返し投稿しているんですよ。」という読者の書き込みがあった。

 しかし、「(昔)チベット人が人骨で笛を作った」のは中国のプロパガンダではなく、事実である。大分前の話で私の少年時代の話でしかないが、確かNHKの番組で、(おそらく日本のどこかに収蔵されていたものであろう)「高僧の大腿骨で作った(有り難い)チベットの笛」が紹介されたことがあったように記憶している。(おそらく今の「ご時世」では封印され、報道されることもないだろうが)。

 正直言って、子供心に「ゲッ」となったことを覚えているが、同じ事実を報道するにしても、報道する姿勢によるところが大きいのだろうが、この報道を見て、チベット族を残酷な民族と思うような感想は持たなかったと思う。同じく、チベット趣味があって、河口慧海等の書いた本を多読していた父から、旧チベットでの(想像を絶する)残酷な拷問刑罰の話を聞いても、これによって別に父がチベット族を軽侮したわけではないし、私もそんな気持ちは特に持たなかった。

 人骨で器具を作ったのは、別にチベットに限らない。中国・中原地区の商(殷)代の遺跡からは、人骨で作った骨器が出てきたと、現代中国の著名な歴史家が編集した本に書いてあったことを覚えているし、殷王の墓から出てきた膨大な殉葬者の遺骨など言うまでもないだろう。
 しかし、この歴史発見をもって漢族が残虐な民族だなどと言うのは民族差別発言であり、同様に上記の旧チベットで作られた人骨の笛をもってチベット族が残虐だというのも民族差別である。

 「中国人が『チベット人は人骨で笛を作った』などと繰り返し投稿している」記事には、筆者はまだお目にかかったことはないが、もとより、その中国人が「チベット族が生来残酷である」ということを宣伝するために、このような話を紹介しているのなら、これは差別的な投稿と批判すべきであろう。

 大体、どの民族に限らず、歴史をくれば残酷な話はいくらでも出てくる。「人権先進」国である西欧にしても、魔女狩り裁判や「鉄の処女」に代表される残酷な刑罰、19世紀中頃まで行われていた公開処刑等、枚挙に暇はない。大体、ギロチンが(発明)当時としては、最も人道的な処刑方法だったのである。

 しかし、これをもってチベット族を貶めるのは間違いであるが、チベットがその自然地理条件に制約されて、中華人民共和国成立まで、かなり立ち遅れた状態にあったことは否めないであろう。思うに、旧チベットの状況は殷代ほどではないが、中国は周(BC3000年〜2500年頃)代の社会発展状態と余り変わらなかったのではないかと筆者は思っている。
 
 疑問に思う方は、河口慧海の『チベット旅行記』などを一読されることをお勧めする。筆者も今、読んでいる途中である。

※最近これだけチベットが問題になったのに、河口慧海が余り言及されないのも、たとえ農奴制の存在が明記されていなくても(確かに明治・大正期の一僧侶であった河口に社会科学的な目を期待しても無理があるだろう)、これを読めば旧チベットのかなり立ち遅れた状況が明白になるからではないかと筆者などは愚考している。
 
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四川大地震:落下傘部隊も投入、空軍が大規模な救援活動

2008/05/16 00:04
 一定予測したことだが、四川大地震の死者が5万人を超える見通しだという。なんでも、規模が日本の10倍の国だから、死者が阪神淡路大震災の10倍を超えてもおかしくないと思う。もっとも、東京で同じような地震が起こったら、死者は10万人を越えるという報道もあったように思う。

 また、今回の四川大地震の規模自体が、阪神大震災の10倍から30倍の規模だというテレビで話している専門家もいた。亡くなられた方々には不謹慎かもしれないが、ついつい中国大陸のスケールとは大きなものだと思ってしまう。
 何でも、地震の揺れは遠く離れた北京や上海、台北でも感じられたという。日本で言えば、九州で起こった地震が北海道で感じられたような規模で、さすがに日本ではそんな規模の地震は起こらないように思う。

 それにつけても、「中国だな」と思うのは、「陸の孤島」と化した震源地に空軍や空挺部隊(パラシュート降下部隊)が投入されたことで、空挺降下部隊を使用した災害救助というものを、少なくとも筆者が聞いたのは初めてである。

 正直、5万の死者と聞いても、私にはなかなか実感がわかず、月並みな言葉になってしまうかもしれないが、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、また少しでも死者が減るよう奮闘中の中国の方々に、昨日に引き続き声援を送らせていただく。
 普段はこんな事は余りしない私だが、今回は最も有効な手段によって、相応の義援金を送らせていただこうと思う。

追加関連ニュース
「陸の孤島」から徒歩で脱出=水上救出、物資空輸も本格化−中国四川省の震源地
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中国がんばれ!(加油!中国):四川省大地震

2008/05/15 00:01
 とにかく、今回の四川省大地震に際して、国を挙げて、救難活動に取り組んでいる中国に心からの声援の声を送りたいと思う。

 今回の大地震は確かに、中国人民、しいては世界人類にとっての大悲劇であり、決して喜べるようなことではないが、一頃までニュース面を騒がしていたダライ・ラマ一派の言説がほとんど吹っ飛んでしまったことだけは、正直気分のいいことである。

 はっきり言って、被害にあったチベット族はじめ少数民族を救援しているのは、ダライ・ラマではなく中国政府である。
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<米大統領>北京五輪開会式に出席 プーチン首相と会談

2008/05/13 17:53
 報道によると、ロシアのプーチン首相は12日、北京五輪の開会式に出席することを明らかにした。首相報道官によると、プーチン首相は同日、ブッシュ米大統領と電話会談し、五輪開会式の際に会うことで一致した。という。(傍線は引用者による)
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中国・バチカン国交樹立の世界史的意味

2008/05/12 06:54
 思うに、従来のバチカンと中国の対立というのは、「宗教vs共産主義」という図式で語られることが多かったと思うが、中国は基本的に宗教信仰の自由を認めており、バチカンと国交を結ばなかったのは、国内のカトリック教会が(そのローマ法王を頂点とする独自システムによって)バチカンという外国に統制されることを拒否したからである。具体的には、中国はバチカンが各国の司教を任命するという既存システムを拒否し、司教を中国の教徒が選ぶことを主張してきた。

 その点から言えば、同じ様な理由で、ヨーロッパでも近代国家の創設に当たって、バチカンと対立断交したものは存在する。
 例えばイギリスのヘンリー8世、直接の原因は王妃との離婚問題とされているが、実態はバチカン(ローマ法王)という外国がカトリック教会を通じて国内に影響力を及ぼすことを嫌ったのである。ヘンリー8世は、バチカンから分離する形で、英国国教会を成立させ、自らその首長になるという形で問題を解決し、カトリック教徒はイギリスではながらく二級市民とされた。
 他にも、かのドイツの鉄血宰相ビスマルクも、結局は国内社会主義勢力の台頭の前にカトリックとの妥協を余儀なくされたが、彼も国内にカトリック教会というバチカンという国外の機関に従属する勢力が存在することを嫌ったのである(参考:「文化闘争」)。
 そう言えば、バチカンはイタリア統一戦争の際、教皇領を「併合」したイタリアとも長らく対立を続けた。

 ちなみに、中国とバチカンの国交に際しては、中国側が選んだ司教をバチカンが追認するという形で妥協が図られると思う。

 世界史の流れで見れば、司教叙任の自主権等、中国は国内カトリック教徒への外国(バチカン)の影響の排除という、ヘンリー八世やビスマルクもが為しえなかったことを実現した国家として歴史に名を残すことであろう。

 ※かつてスターリンは、チャーチルとの会談の際、「ローマ法王は師団をいくつ持っているのか?」とバチカンの影響力を無視する発言を行ったと言うが、中国は十分、ローマ法王の影響力を熟知している(かと言って、自分たちの原則を曲げることはない)。例えば、中米諸国は、歴史的にカトリックの勢力が大きく、台湾と結んでいる国が多い。しかし、去年、中米の「地域大国」コスタリカが台湾と断交し中国と国交を開いており、バチカンと中国との国交は残る中米諸国の外交にも大きな影響を与えるであろう。

筆者関連記事
台湾:ホンジュラスも関係断絶か?「北京五輪までにあと数か国」
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バチカンが間もなく台湾と断交

2008/05/11 06:38
 報道によると、5月8日、ドイツラジオ局・ヴォイスオブドイツはバチカン市国が5月20日の馬英九(マー・インジウ)次期総統就任前にも台湾と断交し大陸と国交を結ぶ見込みと報じた。という。
 なお同報道は、2005年にベネディクト16世が法王に就任して以来、両者の関係は改善の方向に向かっていた。と指摘しており、5月7日、バチカンのローマ法王庁で中国フィルハーモニーオーケストラが演奏会を実施したのも、中国とバチカンとの関係改善を示す動きと見られている。という。
 また先日台湾に赴任していたバチカンの外交官が離任したが、いまだに後任は発表されておらず、そのことからも、まもなくバチカンは台湾と断交、大陸と国交を結ぶと見られている。という。

 バチカンと中国のとの国交樹立はここ数年、噂されてきたことである。去年も、バチカンに詳しい日本人関係者が確か毎日新聞の取材に応じて、「日本人には信じられないことだが、台湾の司教の中にも、バチカンは台湾と断交して中国と結ぶべきだと主張する人もおり、バチカンは中国といつ国交を結んでもおかしくない状況だ。」と語っていた記憶がある。

 確かに、馬英九氏就任前の台湾との断交は、外交的にも絶妙のタイミングと言うべきだろう。

関連ニュース
中国フィルがバチカン初公演、正常化へ歩み寄り

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胡錦涛主席訪日成功と私がブログを書く意味

2008/05/10 01:52
 ブログ『日日是生日』のdamaoさんが、「(氏のブログは元々)主として中国語学習の備忘録として書こうと思っていたのでしたが、小泉さんの靖国問題とか、中国というとどうしても政治がらみになってしまい、いつの間にか政治的な発言をする人間に変わってしまいました。」と言っておられた。

 私も、2007年の1月にこのブログを始めた時は、日本や中国などの歴史その他に関する覚え書きを書くつもりだったし、同年9月に再開した時も、その年の4月から再開した中国語学習の雑感を書くつもりであったのだが、「中国というとどうしても政治がらみになってしまい」、特に今年に入ってからは台湾問題から始まって、餃子問題、チベット問題と政治発言がほとんどのブログに変わってしまった。

 ネット世論を見ていると、日本人の書くものは「ネット右翼」という言葉があるくらいで、反中国的なものが圧倒的であり、「支那」などと平気で発言する人もいて、正直言って本当に嫌になる。
 それでも、こんなネット世論にもかかわらず、台湾では私が早くから予測していたように(まあ、Yahoo!の関連ニューストピックを偏見なしに見ていたら分かることだが)3月には馬英九氏率いる国民党が8年ぶりの奪権を果たし、台湾独立路線には終止符が打たれた。

 日中関係も、小泉退陣以降、改善が始まり、福田政権の誕生によって、その路線は確定したように思う。今年二三月に続け様に怒った中国製?毒餃子問題、チベット問題にも関わらず、両国の友好関係(戦略的互恵関係)が確認され、胡錦濤主席の訪日は基本的に成功したと思う。
 何だかんだ言っても、小泉氏の退陣も、彼自身が自己の路線の限界を認識していたことによるものであり、これ以上の彼の続投(による日中関係の悪化)は、いくら彼に「国民」的人気があっても、既に財界や「国際世論」に許されないものとなっていたのだろう。
 実際、たとえ福田総理が退陣しても、民主党が政権を取っても、この日中の流れは基本的には変わらないと思う。

 こう考えてみると、現実の政治というものは、ネット世論などとは関係のないところで動いているような気もし、ネット右翼に力がなかったのと同様、筆者のブログ執筆もほとんど意味はなかったもと言うべきものなのかもしれない。


 それにつけても、生来、一つのことに夢中になってしまう性格の私はブログを書けば、それにのめり込むような所があり、肝心の中国語学習がお留守になったように思う。また、チベット問題について書いていても、中国の少数民族政策やチベットの旧社会についての知識不足は否めなかったと思う。

 ネット世論などを見ていると、解放前の「チベットの農奴制」について言及することは一種のタブーになっているような感がある。しかし、前にも紹介した河口慧海の『チベット旅行記』などを読んでいても、ダライ・ラマ支配下のチベットが非常に立ち遅れた社会であったことは間違いないだろう。

 しばらく、ブログ記事はほどほどにして、中国語学習と読書に励もうと思う。
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志位委員長の「日中共同声明」歓迎発言を歓迎する

2008/05/08 20:01
「日中共同声明」、何に期待するのか」について
 報道によると、共産党の志位和夫委員長は8日午後の記者会見で、福田康夫首相と胡錦濤中国国家主席が署名した日中共同声明について「大局で見ると、戦略的互恵関係を明文化したのは歓迎すべきだ」と評価した。という。

 私は別に共産党の支持者ではないが、この志位委員長の発言には私も同感である。

 近頃、忙しいので、人の発言を引いてコメントを付けるような記事しか書けていないが、やはり日中両国が友好関係を深めて行くことは重要であり、これは両国の問題を越えて、東アジアしいてはの世界の平和安定にとって非常に重要な問題である。
 確かに、日中間には見解の違いもあるが、小異を捨てて「日中友好しいては両国の戦略的互恵関係」という大同につくことが肝要である。

 実際、こうした目で見れば、日中間の懸案と言われるものも言うほどの懸案ではないと思われる。まず、志位委員長が「政府間で交渉している」とし、コメントを避けた。という中国製?毒餃子問題や東中国海のガス田開発問題は、まず日中間に見解の相違があることを確認すべきである。
 ※今回は東中国海ガス田開発問題については書いていないが、餃子問題については結構書いたので、よろしければ本ブログの拙稿を参考にしていただきたい。

 チベット問題に関しては、全くの中国の内政問題であり、チベットで人権侵害が行われているような確たる証拠はほとんど示されていない。(その意味では、志位委員長のチベット問題への言及に関しては、筆者は評価していない)。

 なお、欧米以外の国が、チベット問題をいかに見ているかの例として、以下のニュースを紹介しておく。
シンガポール元首相、五輪ボイコットは正当な理由無い
北京五輪:ASEAN、五輪とチベット問題は無関係
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伊吹文明氏の発言を支持する

2008/05/07 22:44
 報道によると、来日中の胡錦濤中国国家主席は7日午後、都内で与野党党首らとそれぞれ会談した。このうち、自民党の伊吹文明幹事長はチベット問題について「民族がお互い共生できる国として、胡主席の指導の下に発展されることを期待している」と述べたという。

 筆者は別に自民党支持者ではないが、伊吹文明氏のこの発言には大賛成である。少なくとも、ダライ・ラマの指導の下で、「民族がお互い共生できる国」などが出来るとは思えない。
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チベット問題関連記事7選

2008/05/05 09:03
 はっきり言って、まだ言い足りないところもあるだろうが、それは筆者の勉強不足という点も否めず、取りあえず、この間、書いたチベット関連記事のうちの「お勧め」を七つ挙げておこうと思う。

1.米英諜報機関による支援・扇動:チベット暴動(追記有り)
2.チベットが「独立国」だったという大ウソ
3.ダライ・ラマが中国に帰る日
4.ダライ・ラマ後継問題とチベット暴動
5.暴動発生当時ラサにいた英国記者の報道(改訂再掲)
6.欧米の没落:フランスの北京五輪開会式ボイコットに思う
7.「チベット」と言いながら、北京五輪の報道ばかり
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