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日本国号は中国起源という問題に関連して

2018/01/26 22:05
 先日の文章(『日本形成における中国文明の働き』)で、「日本」という名称は、中国伝来もしくは西方から列島に渡来した中国人の考え出したものではないかと書いた。そもそも、日本列島を「日の本」(太陽の下=東方)と認識するのは、西方大陸の中国人であり、列島から見れば、「日の本」は太平洋であり、根っからの列島先住民なら、このような認識は持たないだろう。
 これはむろん、筆者の独創ではなく、若い頃にこのような考え方に接したことが、私の本格的な歴史研究のきっかけとなっていることは否定できない。正直言うと、今までこのような考え方に100%の確信を持っていたわけではないが、最近、岡田英弘の著作(*1)を読んで、筆者は西方から列島に渡来した中国人(それも漢族)の発想と確信するに至ったのである。
 もちろん、岡田がこのような考えを述べているわけではないが、彼の関連著作には繰り返し、古代、日本列島には多数の「華僑」(中国人)が渡来したこと、彼らが日本語始め日本文化を形成したこと。そして、日本国号国家、「日本民族というアイデンティティ」(当時においては、あくまでアイデンティティであり、実体ではないが)の実質的形成者であることが述べられている。
 筆者は、正直、内藤湖南などの影響を受けて、中国文明の「にがり」作用によって、日本が形成されたとは考えていたが、それを具体的に伝えたのが古代においては渡来中国人であるという認識は余り持っていなかったのである。

 ところで、「日本」が「日の本」(東方)ならば、「朝鮮」は「朝が鮮やか」であり、これも東方である。「朝鮮」もまた、「日本」と同じく、半島先住民の発想ではなく、西方大陸から渡来した中国人の発想であろう。古代朝鮮半島についても、おそらく日本列島と同じ様な状況があったのであり、これについては、拙文(『日本人はどこから来たか?』)を参照していただきたい。

 さて、拙文に対し、古くからのネット上の知人である劉公嗣氏からいただいたコメントによると、「平安時代の『日本書紀』の講読では、日本は中国(唐)からの他称との説が主流だった」そうであるが、そう言えば、網野善彦が次のようなことを書いていた。
 この国号については、平安時代から疑問が発せられており、承平六(九三六)年の『日本書紀』の講義(『日本書紀私記』)において、参議紀淑光が「倭国」を「日本」といった理由を質問したのに対し、講師は『隋書』東夷伝の「日出づる処の天子」を引いて、日の出るところの意と「日本」の説明をしたところ、淑光はふたたび質問し、たしかに「倭国」は大唐の東にあり、日の出る方角にあるが、この国にいて見ると、太陽は国の中からは出ないではないか。それなのになぜ「日出づる国」というのかと尋ねている。これに対し、講師は、唐から見て日の出る東の方角だから「日本」というのだと答えている(中略)
 延喜四(九〇四)年の講義のさいにも、「いま日本といっているのは、唐朝が名付けたのか、わが国が自ら称したのか」という質問が出たのに対し、その時の講師は「唐から名づけたのだ」と明言している(『釈日本紀』)。実際『史記正義』という大陸側の書には、則天武后が「倭国を改めて日本国」としたとあり、そうした見方も早くからあったのである。(*2)
 もとより、網野が言うまでもなく則天武后云々は誤りであるにしても、「日本」国号は「唐人より呼候(よびそうろう)」ものであること(中国大陸側に視点を置いていること)は否定できないであろう。

 ただ、筆者のあくまでつたない漢文知識から言っていることであるが、「日本」とか「朝鮮」と言うのは,何か漢文としては変則的なような気がするのであるが、この辺については専門家のご教示をいただきたいところである。ただ、変則的だとしても、これは「和臭」(日本人の漢文の癖)とか言ったものではなく、渡来漢人の多様性(地方性、その他あらゆる意味での)によるものだと筆者は考えている。どうも、「和臭」も含めて、「和」というものは「漢」が作ったのではないかと考える昨今である。

 (*1)岡田英弘『日本史の誕生 千三百年前の外圧が日本を作った』(弓立社 1994年10月30日)
 (*2)網野善彦『「日本」とは何か』 『網野善彦著作集第十七巻「日本」論』(岩波書店 2008年5月23日)P117〜118。もとより、『日本の歴史00巻「日本」とは何か』(講談社 2000年10月)初出の文。
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日本にこそ必要な「ブラック・アテナ」論争

2018/01/15 21:36
 マーティン・バナールが『ブラック・アテナ』という本を書いて、古代ギリシア文明の「アフロ・アジア(アフリカ・アジア)的ルーツ」を主張したことが、欧米では論争を引き起こしているという。本人の言葉を借りると、「古典学、古代史以外の分野の学者は、私の考えのどこがおかしいのか理解しかねるとしている。」(*1)というが、確かに極東に住んでいる我々からすると、古代ギリシア文明が先行オリエント文明(エジプト・メソポタミア含む)からの派生文明であることは自明のことのように思えるが、古代ギリシアをヨーロッパ文明の源流と主張してきた欧米では、ギリシア文明の自発性を否定されたことに対する反発が根強いのだろう。
 しかし、アルファベットの起源はフェニキア文字であり、それはエジプトのヒエログリフを表音化、簡略化したものであるし、ヨーロッパの農耕にしたところで、当然,先行オリエント地域から伝播したものであることは間違いないだろう。別にギリシア語が印欧語族に属することは、エジプトや西アジアなど(多くは非印欧語族)からの文化借用を否定する根拠とはならない。
 ちなみに、バナールによると、「それまでにベトナムと日本の歴史について学んでいた」ことが、「ギリシアの歴史モデルを構成する上で大きな助けとなった。」(*2)らしいが、確かにベトナムも日本も中国文明からの派生文明であり、中国語と言語を異にしながらも、中国語からの借用語の多さと言い、中国文明の影響は明白である。
 それを言うと、欧米でバナールの所説に噴出したような反発が、ここ日本でも存在する。ギリシア語と古代エジプト語の所属語族が違うように、中国語と日本語の所属語族が違うことをもって、中国文明の影響を否定しようとする論者は日本でも存在するし、たとえ中国文明の影響は否定しないまでも、日本文明の自発性だけは、どうしても保持しようとする論者の方がむしろ多いだろう。
 むしろ、バナールの主張が論争を巻き起こすだけ、欧米社会の方が日本社会より成熟しているというべきなのかもしれない。そもそも、日本の既存学界には(内藤湖南以来)一人のバナールも出現していないのである。

 (*1)マーティン・バナール『ブラック・アテナ 第1巻:古代ギリシャの捏造』日本語版刊行記念シンポジウムに寄せて
 (*2) マーティン・バナール 片岡幸彦訳『古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ――古代ギリシアの捏造 1785―1985』(新評論 2007年)の「序文および謝辞」。
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日本形成における中国文明の働き

2017/12/29 11:13
日本形成における中国文明の働き
 中国文明の日本への影響について言及した時、少なからぬ人が、日本の文化的要素は「色々な所」から来たのだと反論する。筆者は、中国大陸の色々な要素が伝わった言うべきではないかと考えるわけだが、ここで忘れてならないのは、中国漢字文明の役割である。
 そもそも、ある一定地域の住民が、例えば中国、日本、朝鮮、越南とか言った規模で、国家なり民族なりの統合を実現するためには、文明というものが必要である。文明とは、言うなればそれを誕生させるに足るだけの生産力であるが、その中でも文字は必要不可欠の要素であり、一般に文字の発生をもって文明発生の標示とする。この文明が、内藤湖南流に言えば「にがり」の役割を果たして、これら国家・民族が統合・形成されるわけである。
たとえ、列島に様々な要素が渡来したとしても、それだけでは「日本」などといったものは形成されない。そもそも、縄文期の日本列島が周辺から孤立していたというのは、前にも述べたように一種の「現代の神話」(信仰)に過ぎないが、たとえ周囲を海に囲まれて孤立した環境があったとしても、そのような状況は民族の統合を妨げるだけだろう。
実際、大陸から離れ基本的に孤立していた環境と言えば、まず思い浮かべられるのはパプア・ニューギニアであるが、ここでは人々は数十、数百人程度の少人数の部族に分かれて生活し、それぞれの部族ごとに言語、習慣、伝統が異なっており、人口600万人に対して、言語の数は800以上にもなり、そのうち130の言語の話者が200人以下であり、290の言語の話者が1000人以下であるという。
なお、パプア・ニューギニアでは言語の84%は「パプア諸語」と呼ばれるが、これは非オーストロネシア系の「先住言語」を「その他多数」と一くくりにしただけの話で、「パプア諸語」間の単語や文法など、相互関連性は皆無に近いという。(ウィキペディア「パプア・ニューギニア」
文明の洗礼を受けた現代においても、なおこの数字である。そもそも、原始時代においては、人々は上のような小規模単位で生活していたのであり、縄文期の列島の人口は最盛期で26万人というから、もし一つの部族の人口を単純化して500人とすれば、実に500ぐらいの部族(言語)が存在していた頃になる。
言わば、もし列島が大陸から孤立していたとしたら、このようなニューギニア的状況が現出していたのであり、そこには日本民族なり国家なりの統合は存在しようもなかったであろう。様々な要素が伝播しただけでは、日本のようなものは形成されない。繰り返すが、そのような統合を実現したのは中国文明の伝播であったのである。
思うに、中国周辺で日本、朝鮮、越南が現在独立し、一定規模の民族と国家を形成しているのも、中国からの距離という相対的「孤立」性と共に、中国文明が伝わらない絶域ではないという相対的「開放」性の結果であろう。むしろ、日本だけでなく朝鮮、越南も海を通じて中国と密接に結びついていたのであり、そのような海を通じた開放性が、かえって中国奥地の少数民族地域より、中国文明の伝播に有利であり、その結果、かえって国家・民族の独立が促されたのではないだろうか。
*モンゴルはどうなんだと突っ込みがありそうだが、モンゴルの人口は約300万、対し日本約1億3千万、朝鮮(南北合わせて)約7千万、越南約9千万と規模が全然違う。
最後に、指摘しておくが「日本」という名称自体、漢語つまり中国渡来であり、「ひのもと」という訓読みも、列島に存在していたわけはなく、「日本」を訓読(翻訳)した結果、生まれたものであろう。そもそも、列島を「日の本」(太陽の下=東方)と認識するのは、西方大陸の中国人であり、列島から見れば、「日の本」は太平洋である。これは決して列島で生まれたものではなく、列島で生まれたのだとしても、これは渡来した西方中国人の認識であろう。
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和歌を初めて作ったのは中国人?

2017/12/27 20:20
 和歌を初めて作ったのは渡来中国人だという説がある。東洋史学者だという岡田英弘の主張で、彼の著作『日本史の誕生』から、関連する記述を引用してみると、
・『古今集』の序で紀貫之が言っているではないか。和歌の開祖は「なにはづに さくやこのはな ふゆごもり いまをはるべと さくやこのはな」の作者、華僑の王仁だと。(同書P36
・文化的に中国系でなきゃ和歌がよめるはずがない。だいたい、五七調そのものが中国の南北朝の楽府の長短句のまねだ。(同書P250)
 王仁(わに)というのは、いわゆる「応神天皇」の時に、『千字文』と『論語』を伝えたとされる人物で、もとは百済に渡来した中国人であったと言い、「王」という姓から見ても、中国系であることは間違いないだろう。もちろん、あくまで『日本書紀』などの伝承中の人物であり、この人物の実在については、疑問視する向きもある。
 しかし、たとえ非実在の人物であれ、渡来中国人が和歌の開祖であると、紀貫之が書いているのは注目に値しよう。
 なお、『古今和歌集』「仮名序」の当該部分は次の通りである。
難波津の歌は、帝の御はじめなり。安積山のことばは、采女のたはぶれよりよみて、この二歌は、歌の父母のやうにてぞ、手習ふ人のはじめにもしける。
現代語訳
難波津の歌は、仁徳天皇の御代の最初のお歌である。安積山の歌は、采女が興に乗じて詠んだ歌で、この二首の歌は、歌の父母のようなもので、字を習う人が最初に書くものにもなっていた。
(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』 角川ソフィア文庫)
と、都帰りの采女の歌と共に、王仁の歌を人々の歌の模範、「父のようなもの」としているのであり、実際、「難波津」の歌は、木簡や土器などに書き付けられたものが多く出土しているという。
 なお、紀貫之はこの少し前で、
ちはやぶる神代には、歌の文字も定まらず、すなほにして、ことの心わかがたかりけらし。人の世となりて、素戔嗚尊よりぞ、三十文字あまり一文字はよみける。
 現代語訳
神代には、歌の音数も定まらず、心に思ったままをそのまま詠みだしたので、歌われていることの意味がはっきりとわからなかったようだ。人の世になって、素戔嗚尊から、三十一文字の歌を詠むようになった。
と、和歌の起源を素戔嗚尊(スサノオノミコト)に求めているが、これはもとより、太陽女神・天照大神の弟とされる神話中の「神物」で、信ずるに足りない。むしろ、問題は渡来中国人の作ったとされる歌が和歌の「父母のようなもの」とされ、初学者の手本とされていたことである。
 思うに、古代の日本には、歌のようなものがなかったとは思わない。しかし、それは「歌の音数も定まら」ぬ、ただ「心に思ったことをそのまま詠みだした」ようなものだった。このような倭歌に三十一文字(五七五七七)のリズムを与え、今に続く和歌(やまとうた)の形式を生み出したのは、渡来中国人ではなかったのだろうか。少なくとも、五七のリズムは、本来、中国のもので、少なくとも和歌の起源には漢詩の影響があったことは否めないのではないか。
 漢詩というと、漢文の授業で教える五言詩や七言詩が有名であるが、長短句と呼ばれる五言七言が入り交じった詩歌も中国にはたくさんある。なお、最近、中国では「逆輸入」というか、「漢俳」とか「漢歌」とかいう詩の形式が誕生しているという。つまり、仮名ではなく、漢字を五七五、あるいは五七五七七の形に詠むのである。ちょうど、「城楼逐月高、近水悠悠遠影揺、来尋八百橋」(城楼月を逐いて高く、近き水は悠悠として遠き影は揺れる、来たり尋ぬ八百橋)といった感じである。
 「和漢」と言う時、我々は「漢」に先立ち「和」があったものと信じがちである。詩歌で言うと、日本では漢詩の前に和歌が存在していたのだと。しかし、どうも和歌とは渡来中国人(少なくとも中国古典の素養を持った人間)が漢詩をベースに倭語で創作を試みた結果が、和歌の誕生になったのではないだろうか。
 なお、冒頭に紹介した岡田英弘は、その交友関係から見ると、かなり保守的な政治傾向を持っているようだが、その友人という西尾幹二(例の『国民の歴史』の著者)などとは、かなり違った歴史観を展開している。
 岡田によれば、和歌に限らず、当時まだ諸民族雑居の状態であった倭国に代えて、日本国を建国し、しいては漢文を倭語に翻訳する形で、現在に続く日本語を形作り、いわば日本文化を形成していったのは「華僑」、つまり渡来中国人だというのである。(渡来「朝鮮人」の役割を強調する流れが存在するが、日本民族と同じく朝鮮民族が問題になるのは、半島の諸民族を統合した統一新羅以降であり、半島からの渡来人と言っても、王仁のように本を正せば中国人であることが多い)。
 もとより、岡田が「華僑」という名称を当時においても使用するのは、かなりの違和感を感じないでもないが、中国漢字文明が日本という統一体、しいては日本語、日本文化を形成したことは、間違いないと思う。言わば、「和」は「漢」の前に存在したのではなく、「漢」によって形成されたのである。

参考文献
 ・岡田英弘『日本史の誕生 千三百年前の外圧が日本を作った』(1994年10月31日 弓立社)
・高田祐彦訳注『新版古今和歌集』(1914年1月15日 角川ソフィア文庫)
・朱新林『日本の詩歌と中国の詩歌の関係』
http://www.spc.jst.go.jp/experiences/change/change_1304.html
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中国の現行コイン(1)

2011/01/16 22:13
 80年代以前に中国に行かれた方なら、よくご存知の5分・2分・1分の3種のアルミ貨(多分、1円玉と同じでアルミニウム100%)です。2000年に行った頃には、まだ流通していましたが、近ごろ、5分は見かけても、2分・1分はほとんど見かけないそうです。


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 裏面は3枚とも同じで中華人民共和国の国章が描かれています。

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 もとい、これが表面です。「中華人民共和国」とあるのが表面で、この点、日本の硬貨でも、「日本国」の文字があるほうが表面です。「中華人民共和國」と旧字体でかいてあることに注目です。これらの硬貨が発行されたのは、55・56年で中国でも文字改革(簡体字が採用された)の前です。今なら、「華」と「國」が簡体字になります。

 次の10円玉はつまり裏面です。大きさを比較してみてください。

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「現在の台湾は李登輝時代の台湾ではない」

2009/12/26 16:38
 ヤフーニュースの台湾トピックスで 『<台湾>「日本と新たな交流必要」国家安全秘書長』(毎日新聞)という記事が2009年12月25日21時3分付けで配信された。時間がたてば削除されるので、参考のために全文を紹介してみる。

 【台北・大谷麻由美】台湾の安全保障政策を決定する総統府直属の国家安全会議の蘇起秘書長は24日、昨年5月の馬英九政権発足後、初めて記者会見し、日台関係について「国民党も台湾も変化し、日本も新政権となった。新たな交流が必要だ」と指摘した。

 蘇秘書長は、
(削除)「90年代の見方で台湾を見ていると大きな間違いを犯す。互いに新たな態度で理解しあわなければならない」と述べた。

 ちなみに、筆者が購読している毎日新聞26日朝刊は、『「日台とも新たな交流を」 国安会議秘書長』という見出しで、同じ【台北・大谷麻由美】の記事を載せているのだが、こっちの方は、上のヤフーが配信した記事が載せていない次のような一節が省略されずに報道されているのである。以下、紹介する。

 蘇秘書長は、李登輝元総統時代の国民党政権と対中融和政策を推進する現在の国民党は異なり、台湾も変化していると指摘。

 この一節が最初に紹介したヤフー記事の(削除)部分に入っているのである。

 もとより、一定台湾問題に関心を持っている人ならば、「90年代の見方で台湾を見ていると大きな間違いを犯す。」という一言で、蘇秘書長が何を言いたいか分かるだろうが、やはりここまで(「李登輝元総統時代の国民党政権と対中融和政策を推進する現在の国民党は異な」る)言っていたとなると、この一節の削除の意味は大きいと思う。
 実際、某漫画家をはじめとして、日本では未だに李登輝を持ち上げる人が多いが、当の台湾は「今の台湾は李登輝時代の台湾とは違う」と言っているのである。

 もとより、これはヤフーが毎日新聞配信記事を「検閲カット」したものではなく、毎日がカット版とノーカット版の二つの記事を配信したのだろうが、毎日がカット版を配信した意図や、また日頃のヤフーのニュース配信の様子を見ると、カット版しか配信していないヤフーの姿勢には疑問を感じざるを得ない。

 これは、やはり今なお台湾を中国反対の道具としたいネット右翼の存在に配慮してのことなのだろうか?

 しかし、台湾当局者の言を待たなくとも、もはや台湾が反中国の「同盟」者とはならないことは明白であろう。
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羽毛田長官は「統帥権独立」を唱えて天皇の政治利用を行うのか!

2009/12/15 22:42
 天皇陛下と中国の習近平国家副主席との「特例」会見を「天皇の政治利用だ」と批判する向きがあるという。しかし、もし「天皇の政治利用」を究極的に防止するためには、「天皇制の廃止」以外に道がないのではないだろうか? 少なくとも、天皇の「国事行為」なるものは全て廃止しなければならぬ。
 実際、天皇陛下と外国政治家との会見や外国訪問などは、大して日本と利害関係を持たぬ国ならいざ知らず、アメリカや中国、韓国、北朝鮮など利害関係の深い国とのそれは、みな「天皇の政治利用」ということになってしまいかねない。

 もっとも、別に私は天皇制の廃止を主張しているわけではないし、今回の中国副主席との「特例」会見も、「天皇の政治利用」だとは別に思っていない。
 日本国憲法下では、今回の件などは普通のことであり、むしろ一官僚でしかない宮内庁長官の(国民の選挙で選ばれた)現政権に対する「造反」こそ異常事態であると考えている。

 はっきり言って、羽毛田宮内庁長官の姿勢には、戦前、「統帥権の独立」を主張して、政府内閣の方針を拒否した帝国陸海軍を思い起こさざるを得ないのである。実際、「一ヶ月ルール」を楯に、内閣の要請を拒否するのであれば、これは「統帥権独立」を唱えた旧軍部と同じであり、実際に「天皇の政治利用」を行っているのは宮内庁長官ではないのかと考えざるを得ない。

 実際、今回の宮内庁長官の行動ほど、政治的なものはなかったのではないだろうか?
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「アジア人の遺伝的多様性と東アジア人の起源」について

2009/12/12 09:26
アジア人の遺伝的多様性と東アジア人の起源」について
お久しぶりです。最初、コメントをと思ったのですが、長文になりそうなのでトラックバックを付けます。

 実際の東アジアの歴史上の民族移動を見ると、東アジアにおいては北から南へというのが一般的です。中国中心部への度重なる北方民族の侵攻、結果としての華北から長江以南への中原住民の移動、それに玉突きされるような中国南部住民の東南アジアへの進出。東アジアの歴史を見れば、果てしない北から南への民族移動が確認できると思います。
 ご指摘の「南から北へとハプロタイプの多様性が減少していく遺伝的構造」、言い換えれば、「北から南へとハプロタイプの多様性が増大していく遺伝的構造」は、むしろ「現代東アジア人が東南アジアから拡大していった」ことを示すものでなく、むしろ東南アジアが歴史上繰り返し行われた北から南への玉突き的民族移動の結果、東南アジアが、北から追われた民族の「ふきだまり」になった結果だと思います。

 実際、タイ人もビルマ人もかつては中国領域内にいた民族の子孫ですし、いわゆる南島語族(旧マライ・ポリネシア語族)も中国大陸から台湾を経て東南アジア、太平洋に拡散したという説が有力のように思います。
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中国内陸部にローマ人村 2000年前の遠征軍の子孫 観光で村おこし

2009/03/29 20:45
 産経新聞に、タイトルと同名の記事が掲載されました。

 この中国内陸部に古代ローマのパルティア遠征軍の敗残兵が住み着き、現代でも青い目等、欧州人のような顔立ちをした人がいることは、以前(2001年)、筆者の旧HPでも紹介したことがあるので、よろしければご一読ください。

 『東西交渉史三題』「2.クラッスス麾下のローマ軍団、漢に帰順 今なお甘粛省に残る古代ローマ人の末裔」
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「支那」呼称問題:サーチナの記事はレベルが低すぎる

2009/03/20 17:38
 Yahoo!ニュースの中国トピックスには、中国関連ニュースの配信元として、「レコードチャイナ」とともに、サーチナの記事がよく載り、筆者もよく参考にさせてもらっている。

 ところで、本日サーチナ配信の記事として、「編集担当:鈴木秀明」という『日中勘違い:「支那」という言葉について考える(1)』を見たが、この記事の編集責任という鈴木秀明のレベルの低さには呆れてしまった。

 言うところ、日本人が使う「支那」「シナ」というのは、元々は始皇帝の「秦」を起源としており、英語のChainaと同源と主張し、「支那」を禁止するなら、「チャイナ」も禁止してもらわないと、理屈が合わない。などとわめき立てるのである。

 しかし、元々、差別語でも何でもなかった「支那」を差別語にしてしまったのは、日本側の責任ではなかったのか。鈴木も指摘するとおり、辛亥革命後、中華民国政府から「正式国名を使ってほしい。せめて“中国”と呼んでほしい」などと要請があったが、日本は無視して、「支那」との呼称を使い続けたのが、中国人が「支那」あるいは「シナ」に反発するようになった原因ではないのか。

 実際、Yahoo!ニュースのコメント欄などで、今時、わざわざ中国のことを「シナ」などと呼んでいるのは、非常に差別的な悪意を持った文脈においてである(やはり、例の石原慎太郎が典型であろう)。

 確かに、英語のチャイナなどと(日本語の)シナとは同源かもしれない。しかし、そこには漢字文化圏か欧米のような非漢字文化圏かという差がある。
 上の記事に付けられた「面白い」コメントに「漢字文化圏には自分たちを『中国』と言わせるChinaの傲慢さ。」というものがあったが、それなら「漢字文化圏には自分たちを『日本』と言わせるのは、Japanの傲慢さ。」なのであろうか。
 別に、漢字文化圏では、漢字の発音こそ違え、中国:「リーベン」、韓国朝鮮:「イルボン」と、別に我々が言わせなくても、我々のことを「日本」と呼んでいるし、韓国朝鮮は「チュングク」(中国)と称し、中国は「ハングォ」(韓国)、「チャオシェン」(朝鮮)と呼称している。

 しかし、一部の日本人だけが「支那」(シナ)との呼称を使うわけであり、これは一部の中国人・韓国朝鮮人が、我々のことを「倭」と呼ぶのと、同じレベルのことである。「倭」と呼ばれることを、差別的と感じるなら、我々も「支那」(シナ)などの呼称を使うべきではない。

 さもないと、『古事記』などでも、ヤマトタケルノミコトのことを「倭建命」と書いている。「倭」は差別語でも何でもないと「反論」されても、文句は言えないであろう。

 なお、上記Yahoo!ニュースの記事は、時間がたてば削除されてしまうので、上記サーチナの元記事のリンクを張っておく。
 『日中勘違い:「支那」という言葉について考える(1)
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タイトル 日 時
金美麗はいつから日本人になったのか?
 今日、あるテレビ番組(『たかじんのそこまで言って委員会』)を少し見ていたら、例の金美齢女史が「憲法改正」などの要求を掲げ、我が日本国の憲法改正を求めるような主張を行っていた。 ...続きを見る

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2009/03/15 15:36
中国からの略奪銅像:フランス人も人の子か?
中国からの略奪銅像:フランス人も人の子か?  報道によると、清朝末期に北京・円明園から略奪された動物像が競売にかけられた問題で、フランス人の8割以上が「中国に返還すべき」と思っていることが分かった。という。 ...続きを見る

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2009/03/09 00:07
中国からの略奪銅像=支払い拒否で競売「阻止」
 報道によると、中国清朝の離宮、北京の「円明園」から英仏連合軍に略奪された「十ニ支動物像」のネズミとウサギ像が、パリで競売にかけられた問題で、中国国営の新華社通信は2日、落札したのは中国人であると報じた。という。  なお、上記報道に引用するところのロイター通信によると、略奪品の落札者は2日、北京で記者会見し、「(競売で)落札した金を支払うことはできない」と話した。落札者は、略奪品を取り戻すための基金の顧問だと語っている。  別報道によると、今後の進展は不明だが、競売を事実上阻止したことになる... ...続きを見る

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2009/03/03 00:02
日清戦争異聞(原田重吉の夢)
 購読している毎日新聞の記事から、萩原朔太郎の表題のような小品があることを知り、早速、Yahoo!で検索し、青空文庫中の作品を見つけた。興味深いのでここにリンクしておく。 ...続きを見る

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2009/01/30 23:16
オーストロネシア(南島)語族の起源地
オーストロネシア(南島)語族の起源地 「太平洋への人類の拡散」について  長文になるのでトラックバックにさせていただきます。  私の発言の根拠は、橋本萬太郎・鈴木秀夫「漢字文化圏の形成」(山川出版社 『民族の世界史5 漢民族と中国世界』所収)で、当該部分は鈴木秀夫氏が書いたものと思われます。 ...続きを見る

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2009/01/27 19:59
見苦しい中国への対抗意識 ソマリア沖海賊問題
 筆者が購読している25日付毎日新聞一面に『ソマリア沖に海自 急ぐ政府 中国に先越され』という記事が掲載された(関連ネット記事、紙面の記事と同文)  ...続きを見る

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2009/01/26 06:46
中国主席が金正日総書記の中国訪問を招請
 その健康問題が、とかく取り沙汰されている金正日総書記であるが、中国の日本語メディアでは次のような題の記事が配信されている。 ...続きを見る

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2009/01/25 08:25
昨日の夕方から中国関連のニュースが全然配信されていない
 昨日(23日)の夕方を最後に、Yahoo!ニュースの中国関連トピックスに全然ニュースが配信されていない。  それもそのはず、明後日26日は春節(旧暦正月1日)である。中国も春節休みに入ったのだろう。明日25日は、旧暦では大晦日である。 ...続きを見る

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2009/01/24 22:25
「最後」の人民公社が残っていた
 中国の改革解放政策とともに、解体されとっくの昔になくなっていたと思っていた人民公社であるが、どっこい「最後の人民公社」が残っていた。 ...続きを見る

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2009/01/17 13:05
第3次国共合作は進みつつある
「毛沢東は国民党員だった?!」について  まだ、この記事の方が、ことの本質をついた報道をしていると思う。以下引用、 ...続きを見る

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2009/01/12 00:06
毛沢東は国民党員だった?!
 報道によると、中国国民党が台北市内で行なった資料展示会「3世紀にわたって――中国国民党の“変”と“不変”」で、中国共産党の毛沢東主席の初期の草稿や給料支払い決算書が公開された。という。  それによると、共産党の創立メンバーで後に主席となる毛沢東は第一次国共合作中の1924年、国民党上海執行部で秘書を務めていた。給料支払決算書(写真)は1924年3月付で、毎月120元が支払われていた。 ...続きを見る

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2009/01/08 23:23
日本全国の義援金20億円を超える:四川大地震
 6日配信の毎日新聞の記事によると、日本赤十字社によると、日本国内から集まった義援金は9万9462件、23億573万7063円という。  前の記事で、5月23日現在、日本全国から集まった義援金は約57000件約10億円と書いたが、23日から二週間足らずで更に13億円余りの義援金が集まった勘定になる。 ...続きを見る

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2008/06/06 23:35
日本全国で10億円の義援金集まる:四川大地震
 先ほど、日本赤十字社に問い合わせたところ、23日現在で約57000件、約10億円の義援金が四川大地震に対して集まったという。  今朝のNHKのニュースでもこれほど短期間にこれほど巨額の義援金が集まった試しがないと報道していたが、急いでいたため金額を聞くのを失念してしまっていた。 ...続きを見る

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2008/05/27 20:11
四川地震:記録しておきたい記事
・国内外からの義援金・物資が290億5500万元に  ※日本円にして約5665億7250万円 ・ホームレスの男性、7年のたくわえを地震被災者に寄付 ・台湾の医療ボランティアが診療開始…安県 ・生き埋めから再び生還=32年前にも被災の男性−四川省  ※24万人が死亡した中国の唐山地震で10日間生き埋めとなった男性が、32年後の四川大地震でも生き埋めとなりながら、再び九死に一生を得ていた。 ・四川省・綿竹で80歳男性、266時間ぶり救出…中国中央テレビ  ※男性は元々、足が不自由で寝た... ...続きを見る

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2008/05/26 21:48
日台早くもギクシャク(笑) 馬英九氏就任式典
 産経新聞がタイトルとほぼ同名の記事を配信している。  しかし、何かにつけ「台湾独立」を支援してきた日本の親台派政治家が、今更「独立反対」の馬英九氏の就任式典に駆けつけたところで、ギクシャクは当然であろう。 ...続きを見る

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2008/05/25 09:06
196時間後の生還も:四川大地震関連ニュース
 『人民網 日本語版』より印象に残ったニュースを拾ってみる。 ...続きを見る

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2008/05/21 23:02
がれきの下から163人救出、がんばれ!中国
 報道によると、中国国営新華社通信は17日、四川大地震の被災地となった四川省綿陽市、綿竹市、都江堰市、震源地のブン川県映秀などで、中国人民解放軍と武装警察が16日、倒壊した建物のがれきの下から生存者163人を救出したと伝えた(ブンはサンズイに「文」)という。 ...続きを見る

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2008/05/20 00:01
石原都知事はシブチン
 大阪人は、昔から節約を美徳としていたが、出すべき時には金を出した。だから、「ケチ」と「シブチン」という言葉が生まれ、それを区別していた。本当にムダな金を節約するのが「ケチ」であり、(そうしてためておいた金を)出すべき時にはポンと出す、これは美徳である。しかし、「シブチン」は出すべき時にも金を出さない悪徳である。 ...続きを見る

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2008/05/19 00:01
職場が義援金をカンパ:四川省大地震
 先日、職場で中国四川大地震に対する義援金の募集が行われた。余りの被害の甚大さに、妻とも相談して、義援金を贈ろうと委託先を探していた筆者は、これこそ「最も有効なカンパ方法」と考え、相応の義援金をカンパさせていただいた。  イスラム圏では、「私の親切を受け取ってくれて有り難う」と、親切を施した方がお礼を言うという話を聞いたこともあるが、筆者も義援金を贈る機会を作って下さった職場の有志に心からのお礼を申し上げようと思う。 ...続きを見る

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2008/05/18 00:03
旧チベットの人骨製の笛
 事実上、ネット右翼の「活躍」の場になっているので、私にとっては非常にうっとうしいことであるが、Yahoo!ニュースには読者コメント欄が出来ている。  もっとも、「うっとうしい」と言っても、中には何らかの参考になるコメントもある。例えば、私が先日引用した記事には、「この掲示板ではね、中国人が『チベット人は人骨で笛を作った』などと繰り返し投稿しているんですよ。」という読者の書き込みがあった。 ...続きを見る

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2008/05/17 11:09
四川大地震:落下傘部隊も投入、空軍が大規模な救援活動
 一定予測したことだが、四川大地震の死者が5万人を超える見通しだという。なんでも、規模が日本の10倍の国だから、死者が阪神淡路大震災の10倍を超えてもおかしくないと思う。もっとも、東京で同じような地震が起こったら、死者は10万人を越えるという報道もあったように思う。 ...続きを見る

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2008/05/16 00:04
中国がんばれ!(加油!中国):四川省大地震
 とにかく、今回の四川省大地震に際して、国を挙げて、救難活動に取り組んでいる中国に心からの声援の声を送りたいと思う。 ...続きを見る

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2008/05/15 00:01
<米大統領>北京五輪開会式に出席 プーチン首相と会談
 報道によると、ロシアのプーチン首相は12日、北京五輪の開会式に出席することを明らかにした。首相報道官によると、プーチン首相は同日、ブッシュ米大統領と電話会談し、五輪開会式の際に会うことで一致した。という。(傍線は引用者による) ...続きを見る

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2008/05/13 17:53
中国・バチカン国交樹立の世界史的意味
 思うに、従来のバチカンと中国の対立というのは、「宗教vs共産主義」という図式で語られることが多かったと思うが、中国は基本的に宗教信仰の自由を認めており、バチカンと国交を結ばなかったのは、国内のカトリック教会が(そのローマ法王を頂点とする独自システムによって)バチカンという外国に統制されることを拒否したからである。具体的には、中国はバチカンが各国の司教を任命するという既存システムを拒否し、司教を中国の教徒が選ぶことを主張してきた。 ...続きを見る

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2008/05/12 06:54
バチカンが間もなく台湾と断交
 報道によると、5月8日、ドイツラジオ局・ヴォイスオブドイツはバチカン市国が5月20日の馬英九(マー・インジウ)次期総統就任前にも台湾と断交し大陸と国交を結ぶ見込みと報じた。という。  なお同報道は、2005年にベネディクト16世が法王に就任して以来、両者の関係は改善の方向に向かっていた。と指摘しており、5月7日、バチカンのローマ法王庁で中国フィルハーモニーオーケストラが演奏会を実施したのも、中国とバチカンとの関係改善を示す動きと見られている。という。  また先日台湾に赴任していたバチカンの... ...続きを見る

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2008/05/11 06:38
胡錦涛主席訪日成功と私がブログを書く意味
 ブログ『日日是生日』のdamaoさんが、「(氏のブログは元々)主として中国語学習の備忘録として書こうと思っていたのでしたが、小泉さんの靖国問題とか、中国というとどうしても政治がらみになってしまい、いつの間にか政治的な発言をする人間に変わってしまいました。」と言っておられた。 ...続きを見る

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2008/05/10 01:52
志位委員長の「日中共同声明」歓迎発言を歓迎する
「「日中共同声明」、何に期待するのか」について  報道によると、共産党の志位和夫委員長は8日午後の記者会見で、福田康夫首相と胡錦濤中国国家主席が署名した日中共同声明について「大局で見ると、戦略的互恵関係を明文化したのは歓迎すべきだ」と評価した。という。 ...続きを見る

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2008/05/08 20:01
伊吹文明氏の発言を支持する
 報道によると、来日中の胡錦濤中国国家主席は7日午後、都内で与野党党首らとそれぞれ会談した。このうち、自民党の伊吹文明幹事長はチベット問題について「民族がお互い共生できる国として、胡主席の指導の下に発展されることを期待している」と述べたという。 ...続きを見る

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2008/05/07 22:44
チベット問題関連記事7選
 はっきり言って、まだ言い足りないところもあるだろうが、それは筆者の勉強不足という点も否めず、取りあえず、この間、書いたチベット関連記事のうちの「お勧め」を七つ挙げておこうと思う。 ...続きを見る

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2008/05/05 09:03
サルコジ大統領は本当に北京五輪の開会式をボイコットするか(追記有り)
 5月1日の毎日新聞によると、中国は北京五輪開会式に森喜朗元首相と安倍晋三前首相を招待したが、在任中に靖国神社参拝を続けた小泉純一郎元首相は招待しなかったという。 ...続きを見る

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2008/05/04 01:08
「靖国」を非合法化せよ!
 映画「靖国」がニュースの話題となっている。  しかし、映画はともかくとして、A級戦犯7名を合祀している靖国神社を日本はなぜ非合法としないのだろうか。かの、オウム真理教でさえ、破防法が適用されていない日本国の国制があるにしろ、筆者などはA級戦犯を合祀する宗教法人など非合法化されて当然だと考える。 ...続きを見る

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2008/05/04 00:40
石原都知事:北京五輪開会式に出席意向
 5月2日の時事通信によると、東京都の石原慎太郎知事は2日の定例記者会見で、(中略)8月の北京五輪開会式への出欠について、「(五輪招致の)参考にもなるから、よほどのことがない限り行きたい」と述べ、改めて出席する意向を示した。  同知事には今年1月、中国・北京市から開会式への招待状が届いた。都は2016年夏の五輪招致を目指している。 ...続きを見る

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2008/05/03 14:23
福田総理北京五輪開会式出席へ
【北京1日共同】福田首相が今年8月8日の北京五輪開会式に出席する方向で検討に入り、日本政府高官が先月、中国の王毅外務次官らに「出席できると思う」との見通しを直接伝えていたことが1日までに分かった。複数の中国筋が明らかにした。実現すれば、竹下登元首相の88年ソウル五輪以来20年ぶり。日中関係筋の一人は「胡錦濤国家主席の訪日に合わせ、首相が正式表明する方向と聞いている」と話した。 ...続きを見る

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2008/05/02 00:03
平壌の聖火リレー円満に終了 40万人が声援
 28日の毎日新聞によると、北朝鮮の平壌で28日行われた北京五輪聖火リレーは、午後3時(日本時間同)に終了した。世界各地でチベット問題などを巡って混乱が続いたが、平壌ではトラブルはなく、平壌入りしている北京五輪組織委員会の李炳華執行副主席は「円満に終了した」と宣言した。という。 ...続きを見る

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2008/04/29 08:53
ソウルで聖火リレーが終了、夜遅く平壌へ出発
 何だかんだと言っても、北京五輪の聖火が「(韓国の)仁川国際空港から黄海直行路を利用し北朝鮮に運ばれ」るというのは、すごいことだと思う。少なくとも、「一昔」前なら考えられなかったことだろう。 ...続きを見る

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2008/04/28 01:14
右翼が暴行:長野で中国人留学生に(続報)
 27日の信州毎日新聞は、リレー終了後は長野市内で目立った混乱はなく、市の危機警戒本部は同日午後、解散。県警の警備本部は、沿道で起きた傷害事件などの捜査を続けている。と報道している。 ...続きを見る

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2008/04/28 00:43
右翼が暴行:長野で中国人留学生に
 26日の時事通信によると、華僑向け通信社、中国新聞社は26日、長野市で同日行われた北京五輪の聖火リレーで、「中国人留学生が国旗を守るため、『チベット独立』派と結託した日本の右翼分子に頭を殴られ、負傷した」と伝えた。という。  それによると、チベット独立の象徴とされる「雪山獅子旗」を掲げた右翼の宣伝車から数人が飛び降り、中国人留学生が持っていた中国国旗を奪い、留学生らに暴行を加えた。「右翼分子」は男子学生1人にけがを負わせた後、多くの警察官が注視する中、車でその場を離れた。留学生は日本語で警察... ...続きを見る

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2008/04/27 01:46
IOC選手委が異例の声明:北京五輪は正当、ボイコット無意味
 4月25日の時事通信によると、国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員会は24日、チベット問題をめぐり批判の標的とされている北京五輪について、「2001年にIOCが北京を開催地に選んだことは正当であり、開催に向け努力を重ねてきた」などと同五輪を支持し、開会式をボイコットする動きなどを戒める異例の声明を発表した。  声明では「ボイコットは全く無意味でばかげている。選手たちに苦痛を与えるだけだ」と強調。「五輪に先立つ聖火リレーで一連の騒動が起きていることには心が痛む」と北京五輪の平和的開催を訴... ...続きを見る

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2008/04/26 00:35
ダライ・ラマ「名誉」市民決定:仏政府はパリ市と距離 
 23日の毎日新聞によると、フランス外務省は22日、パリ市が21日にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と中国の人権活動家、胡佳氏に名誉市民の称号授与を決定したことに対し「自治体は独立しており、政府は干渉する立場にない」と距離を置く声明を発表した。という。 ...続きを見る

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2008/04/23 23:21
仏大統領、車いす走者に見舞いの手紙 フランス火消しにやっき(その3)
 22日の毎日新聞によると、フランスのポンスレ上院議長は21日、上海を訪れ、今月7日にパリで行われた北京五輪の聖火リレーでトーチを奪われそうになった車いすの走者、金晶さん(27)と面会し、サルコジ仏大統領の見舞いの手紙を手渡した。という。(以下、引用青字) ...続きを見る

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2008/04/23 00:10
中国に特使派遣へ フランス火消しにやっき(その2)
 フランスの与党・国民運動連合筋は20日、サルコジ大統領が今週中にラファラン元首相を特使として中国に派遣すると明らかにした。パリでの北京五輪聖火リレー妨害を受けて、中国国内で仏系スーパーへの抗議行動が拡大している事態の沈静化をはかるのが目的とみられる。 ...続きを見る

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2008/04/21 19:44
「ダライ・ラマ支持否定」:フランス火消しにやっき
 パリでの聖火リレー妨害に対する抗議デモが頻発する中国の状況に際し、フランス有名企業による「ダライ・ラマ支援」否定声明が相次いでいる。 ...続きを見る

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2008/04/21 06:34
CNNコメンテーターが中国人を「ごろつき」呼ばわり
 20日の毎日新聞によると、米CNNテレビのコメンテーターが中国人を「ごろつき」などと発言し、中国政府が抗議する騒ぎに発展している。ロサンゼルスでは中国系米国人約1500人が19日、CNNの支局前で集会を開き、コメンテーターの解雇を求めた。南部ジョージア州アトランタの本社前でも抗議デモが行われた。 ...続きを見る

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2008/04/20 21:20
地球温暖化「エセ科学」論について
 前の記事(正確にはコメント欄)で地球温暖化は「エセ科学」であるとする田中宇氏の見解が話題になった。筆者自身は、地球温暖化は紛れもない事実であり、人類が解決すべき深刻な問題であると考えており、上のコメント欄にも田中宇氏の「エセ科学」論に同意できない旨を書いた。 ...続きを見る

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2008/04/20 10:41
イラン核問題:上海で話し合われるもう一つの六ヶ国協議
 北朝鮮の核問題を解決するための六ヶ国協議(中米朝韓露日)は周知であり、しばらく報道がなかった同問題も最近になって動き始めたようだ。 ...続きを見る

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2008/04/19 10:35
五輪聖火、タイに到着:妨害する外国人は「国外退去」
 【バンコク18日時事】によると、北京五輪の聖火は18日未明(日本時間同日早朝)、インドから特別機でタイの首都バンコクの空軍基地に到着した。聖火リレーは19日午後(日本時間同)、バンコクの中華街から旧国会議事堂前広場までの約10.5キロの区間で行われる。という。 ...続きを見る

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2008/04/18 23:50
馬英九氏、中台関係改善に改めて意欲
 2008年4月16日、中国新聞社が伝えたところによると、台湾の馬英九(マー・インジウ)次期総統はシンガポール紙「連合早報」の取材に応じ、中台関係改善について改めて強い意欲を示した。当面、台湾の海峡交流基金会など民間団体を窓口とした交渉を軸とし、交渉場所も中立国でなく、台湾か中国本土にすることが可能との考えも明らかにした。 ...続きを見る

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2008/04/17 20:35
北朝鮮、月内に核申告書提出=米国はテロ支援国解除通告
【ソウル16日時事】16日付の韓国紙・韓国日報は、北朝鮮が今月末までに核計画の申告書と別途文書を米国や6カ国協議議長国の中国に提出し、米政府も同時にテロ支援国の指定解除を保証する報告書を議会に提示することで米朝双方が一致したと報じた。韓国政府筋の話として伝えた。  同紙によると、こうした核申告とテロ支援国指定解除に関する日程は、先に米朝首席代表がシンガポールで会談した際に合意しており、ブッシュ大統領も最近、これを承認したという。 ...続きを見る

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2008/04/16 23:11
ダライ・ラマ、米国大統領と会見ならず
 今日(15日)、Yahoo!ニュースのトピックに「ダライ・ラマ米高官と会談へ」とあったので、その記事を見てみると、訪米中のダライ・ラマは21日に中西部ミシガン州で、ドブリアンスキー国務次官と会談することになったという。 ...続きを見る

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2008/04/15 18:51
ダライ・ラマの言う「非公式交渉」について
 14日の時事通信の報道によると、米紙シアトル・タイムズ(電子版)は13日、訪米中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が同日、米西部シアトルで行った記者会見で、自身の代理人と中国政府が非公式に交渉していると語ったと報じた。という。 ...続きを見る

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2008/04/15 06:21
聖火、タンザニアに到着 アフリカでのリレー開始
 北京五輪の聖火を載せた特別機が現地時間12日午後9時32分(日本時間13日午前3時32分)、アルゼンチンのブエノスアイレスからタンザニア沿岸のダルエスサラームに到着した。(中略)聖火がアフリカ東部地域に運ばれたのは1936年からの聖火リレー史上初めて。タンザニア各界の人々は聖火リレーに大きな期待を寄せている。という。 ...続きを見る

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2008/04/13 22:23
暴動発生当時ラサにいた英国記者の報道 その2
 先日、紹介した3日毎日新聞朝刊の「検証チベット暴動」というネット未配信の特集記事では、暴動のきっかけについてのエコノミスト誌記者の報道を紹介していなかったが、Yahoo!ニュースが転載した『COURRiER Japon + hitomedia』の「エコノミスト記者が見たチベット騒乱」という記事から、同誌記者の報道が明らかになった。以下、この記事から孫引きする(引用青字)。 ...続きを見る

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2008/04/13 09:38
<聖火リレー>中国出身の武術家、アルゼンチン人の弟子200人を沿道に配置!―ブエノスアイレス
「中国、いつまで聖火リレーつづけるのか」について  「2008年4月11日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでの聖火リレーを守るため、現地で暮らす中国出身の武術指導者が、アルゼンチン人の弟子200人を警備ボランティアとして沿道に配置するという。北京市の『法制晩報』が伝えた。」(続き) ...続きを見る

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2008/04/13 01:47
中国国家主席、台湾次期「副総統」と会談
 【北京12日時事】中国の胡錦濤国家主席は12日、同国海南島で開かれたボアオ・アジアフォーラムに出席した台湾の蕭万長次期副総統と会談した。胡主席は「両岸(中台)関係の平和発展を進めるわれわれの信念は揺るぎない。手を携えて新局面を開きたい」と述べ、中台関係促進を呼び掛けた。3月の台湾総統選挙で国民党の馬英九氏が当選して以来、胡主席が同党関係者と会うのは初めて。 ...続きを見る

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2008/04/13 00:09
人権侵害相次ぐフランス:ロゲ会長、車椅子聖火ランナーを襲撃を非難
 IOC・国際五輪委員会のロゲ会長は10日、北京で「北京五輪の聖火リレーの過程で、車椅子のランナーが襲撃を受けた。これは絶対に受け入れられないことだ」と非難した。(続き) ...続きを見る

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2008/04/12 09:35
中国が報道するダライのデマ
「ラサ騒乱、中国の報道」について  ご紹介のような中国側の報道は日本語でも読めます。『人民網 日本語版』というサイトがありますが、このような記事を紹介していました。 ...続きを見る

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2008/04/11 22:10
中国製?毒餃子問題はどうなっているのか
 中国製?毒餃子問題はどうなったのか、という記事でも書こうと思っていた矢先、先日(6日)のNHKニュースで、中国が対日食品輸出を一部再開したという報道がなされた。  言うまでもないことだが、日本出資で日本人が経営している工場でも、中国で生産される限りは、「メード・イン・チャイナ」ということになる。  NHKは、「輸出が認められてほっとした」というような日系企業の責任者(当然、日本人)の発言を報道していた。 ...続きを見る

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2008/04/10 23:21
「チベット」と言いながら、北京五輪の報道ばかり
 Yahoo!ニュースのチベット・トピックスを見ているが、ここ数日、報道されているのは、北京五輪関連のニュースばかりである。  肝心のチベット自体の問題は少しも報道されない。  筆者は、ここに今回のチベット暴動の本質が見られると思う。 ...続きを見る

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2008/04/08 19:06
東アジアの冷戦構造は解消されつつある
 確かに、東アジアでは未だ冷戦構造が完全に解消されているとは言えないかもしれない。しかし、これは急速に解消されつつある。  例えば台湾問題。日本もアメリカも台湾の独立不支持を明言しているし、台湾でも反独立、中国大陸との経済交流の推進を主張する馬英九氏の国民党が選挙でも圧勝した。 ...続きを見る

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2008/04/07 19:58
欧米の没落:フランスの北京五輪開会式ボイコットに思う
 フランスが、チベット問題に関する三条件の要求(ダライ・ラマとの無条件の対話など)を中国が呑まなければ、サルコジ大統領の北京五輪開会式出席をボイコットすると言っている。  しかし、現実問題として、もはやフランスなどのボイコットにどれほどの意味があるかというと、はなはだ疑問である。 ...続きを見る

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2008/04/07 06:40
祖父が中国人であった赤穂浪士
 以前、何かの本で『忠臣蔵』で有名な赤穂47士の中に、祖父が中国人である人物がいると読んだのだが、名前を忘れてしまった。もっとも、筆者は元々、47士の内、大石内蔵助ほか二三の名前しか知らなかったのだが。  先日、偶然ネット上で、その浪士の姓が武林であることを知り、ウィキペディアで調べてみた。すると、大したものである。「武林隆重」という人物が出てきたのである。 ...続きを見る

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2008/04/06 00:04
チベットが「独立国」だったという大ウソ その2
 先日紹介した毎日新聞(4月3日)の特集記事「検証 チベット暴動」の中には、チベットの歴史に触れた記事があった。注目すべき事は、清朝の統治や中華人民共和国の統治についてはそれなりに述べているのだが、中間の中華民国期については一切触れていないことである。  ダライ・ラマ側の主要な主張の一つに、「清朝滅亡後、チベットは独立国となったのに、中華人民共和国によって併合された」(中には清代においても、チベットは独立国であったというものまである)というものがあるが、上記・毎日新聞の記事は、さすがにこのよう... ...続きを見る

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2008/04/05 00:12
暴動発生当時ラサにいた英国記者の報道(改訂再掲)
 3日の毎日新聞朝刊は一面を使って、「検証 チベット暴動」なる特集記事を組んでいる(ネット未配信)。  この記事は、編集に問題があると思うが、「14日の暴動発生時、記者が現地にいた英エコノミスト誌の報道」という非常に有益な情報を含んでおり、これを使ってラサ暴動の真相について考えてみたいと思う。 ...続きを見る

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2008/04/04 23:34
台湾の馬英九氏「北京五輪に行ってみたい」
 「東南快報によると、台湾で5月20日に総統に就任する国民党の馬英九主席はこのほど、北京五輪の出席に興味があると述べた。」という。(続き) ...続きを見る

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2008/04/04 00:03
暴動へのダライ一派の関与を主張:日本のメディアは論評抜きで報道
 4月1日のYahoo!ニューストピックより。1日夕刻以来、日本の各メディアは「僧侶宿舎から大量の武器、弾丸、爆薬を押収」などとの見出しで、今回の暴動へのダライ・ラマ一派の関与を主張する中国公安省の発表をほぼ論評抜きで報道している。  以下、リンクしてみる。 ・<チベット暴動>大量の銃器、弾丸、爆薬を押収 中国公安省(毎日新聞) ・ラサ暴動、中心グループの1人を逮捕…中国公安省発表(読売新聞) ・「僧侶宿舎から大量武器押収」と中国公安省(産経新聞) 追加(2日) ・ダイナマイト300... ...続きを見る

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2008/04/02 00:12
抹消された一文:毎日新聞チベット暴動関連記事
 先日、Yahoo!ニュースで見た『<中国>「ダライ集団が暴動の扇動者」…新華社通信が報道』(毎日新聞)という記事から、気がついていたら、「ただ、記事にはダライ・ラマ本人の関与を裏付ける証拠や信頼できる情報源などは書かれていなかった。」との末尾の一文が抹消されていた。  筆者の記憶違いでないことに、3月31日毎日新聞朝刊(筆者の居住地域版)に掲載された同名記事には、この末尾の一文が附属していたし、また、このYahoo!ニュースの記事に寄せられた読者のコメントからも、最初はこの一文が附属していた... ...続きを見る

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2008/04/01 23:47
河口慧海著『チベット旅行記』
 近頃、これだけチベットが話題になっているのに、1900年から1902年(清末)、そして1913年から1915年(民国初年)の二回にわたって、チベットに潜行した日本人僧侶・河口慧海がなかなか話題に上らないのは筆者としては不思議である。  目下の日本の状況では、河口慧海の『チベット旅行記』は、現ダライ・ラマが亡命するまでチベットで施行されていた旧制度(現中国では「農奴制」とされているが、日本人の中には「奴隷制」だと言う人もいる)についてのかなり客観的な資料となることと思う。  ちなみに、講談社... ...続きを見る

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2008/03/31 00:05
ダライ・ラマ後継問題とチベット暴動
 日本のマスコミは、チベット亡命「政府」の「発表」などを「根拠」に、中国政府が暴動に対して過剰な弾圧を行っているのではないかという「疑問」(本来、あくまで「疑問」であり、なんらの根拠のあるものでもない)を呈している。しかし、少なくとも、もし上の亡命「政府」の主張するような「死者×××人」などというような過剰な鎮圧を中国政府が行ったのだとすれば、かえってチベット族の怒りを買い、騒乱は益々激化して行く一方であろう。  が、報道を見ていても、既に西側各国政府の中国政府への対応が主で、どう見ても、事態... ...続きを見る

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2008/03/27 19:45
『中国少数民族一覧表』を再改訂
 ほぼ1年2ヶ月ぶりに本HPを更新し、『中国少数民族一覧表・最改訂版』を掲載しました。主な改訂箇所は、少数民族の人口数で、旧版では1982年の人口調査に基づいていたのに対し、新版では2000年の人口調査を採用し、82年次の人口と比べられるようにしました。  (参考資料:王柯著『多民族国家 中国』 2005年 岩波新書) ...続きを見る

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2008/03/27 15:31
ダライ・ラマが中国に帰る日
 筆者はこの様な意見に反対であるが、今回のチベット暴動に関連して、今年の北京五輪をボイコットしようという声が、西側中心に出ている。しかし、それと対照的なのは、例のダライ・ラマ14世による度重なる「北京五輪開催支持」発言である。 ...続きを見る

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2008/03/26 00:35
チベットが「独立国」だったという大ウソ
 ネット上、例えばウィキペディアなどでチベットの歴史を調べようと思ってみても、なかなか客観的な資料が出てこない。例えば、「チベット」の項目など完全にダライ・ラマ派のプロパガンダとしか思えない。もっとも、「吐蕃王朝」、「ダライ・ラマ14世」などの記事は、まあ客観的な記述をしていたように思う。  結局、中国政府がチベットはじめ各少数民族を対等に遇し、その生活向上を図ると共に、文化習慣を尊重することによって、各少数民族は、例えば「自分はチベット人であると共に中国人である(中国人は漢人だけではない)」... ...続きを見る

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2008/03/25 00:03
コソボ「独立」:承認国未だ30を越えずー単一民族国家の幻想
 コソボ地区が「独立」を宣言して1ヶ月という3月17日の段階で、コソボを承認する国はわずか27ヶ国に止まっていた(その後、日本政府が承認したから、28ヶ国になったが)。28ヶ国の内、EU加盟国が16ヶ国を占めているが、EU加盟国は27ヶ国あり、EUの中でもスペインなどはコソボ独立不承認を宣言しており、EUの中でもコソボ問題をめぐって、足並みの乱れが露呈している。  なるほど、セルビアの中ではアルバニア人が少数派であるが、コソボ自治州では多数派であり、コソボが「アルバニア人の国」として独立しよう... ...続きを見る

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2008/03/24 00:06
<チベット暴動>仕組まれた暴動?!失業者を金で動員「自由と人権は隠れミノ」
 「3月22日、中国新聞社はチベット暴動に参加した暴徒は金で雇われていたと報道、ダライ・ラマ14世らチベット独立勢力は自由と人権を隠れミノに破壊活動を行っていると批判した。  同通信社は、暴動に参加したチベット人女性の証言を掲載した。その証言によると、「暴動に参加したのは独立勢力に金を与えられたためであり、破壊活動をすればするほど報酬は増やすと約束された」という。女性に与えられた金額は1日あたり数百元と中国ではかなりの高額だったという。」 ...続きを見る

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2008/03/23 11:11
独立路線に終止符・台湾−国民党・馬英九氏が圧勝
 時事通信の報道などによれば、22日行われた台湾「総統」選で、国民党の馬英九氏が圧勝した。台湾独立を否定する馬英九氏の下で、両岸関係(大陸と台湾の関係)は改善に向かい、両岸の経済的一体化は益々進むものと見られる。 ...続きを見る

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2008/03/23 00:03
満州族による清朝樹立の皮肉な結果
「清朝の位置づけと満漢関係」について  現在、中国にはチベット族自治区や新彊ウイグル族自治区、内モンゴル自治区、広西壮族自治区など、比較的人口の多い民族はそれぞれ自治区を有しているが、満族(満州族の現代中国での呼称)自治区というものはない。  それは、満州族が故地「満州」(現中国東北地方)を離れ、大挙して中国全土の支配に乗り出したからであり、結果として、中国東北地方と漢族居住地は一体化してしまった。  最初、清朝は「満州」を「自分たちの故地」として漢族の移住を禁止したようだが、北方ロシアの... ...続きを見る

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2008/03/22 01:29
ダライ・ラマ関連記事の訂正
「ダライラマは既に「チベットは中国の一部」と承認」について  上記の記事で、筆者は田中宇氏の記事などを引用し、「ダライ・ラマは既にチベット独立要求を放棄しており、後、中国政府との対話再開のネックとなっているのは、台湾独立に反対するかどうかの問題だ」というような意味のことを書いた。 ...続きを見る

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2008/03/21 18:11
清朝の位置づけと満漢関係
 清は中国最後の王朝であり、1911年まで続きました。清の時代に、現代の中国の領域が基本的に定まり、中華民国を経て現在の中華人民共和国に継承されていると考えられます。  清は満州族の征服王朝であり、漢族はモンゴル族やチベット族などと同じく、満州族に支配される側だったという見解がありますが、これは正確ではないと思います。 ...続きを見る

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2008/03/21 00:04
米英諜報機関による支援・扇動:チベット暴動(追記有り)
 まずは、田中宇氏の文章の引用から。  「チベット人による独立・自治拡大要求の運動は、中国共産党が政権を取った直後の1950年代から、冷戦の一環として米英の諜報機関が亡命チベット人を支援して持続させている、米英の諜報作戦でもある。その歴史から考えて、今回の騒乱も、北京五輪を成功させて大国になっていこうとする中国政府の戦略を壊そうとする、米英諜報機関の支援・扇動を受けて行われている可能性が大きい。」 ...続きを見る

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2008/03/20 12:34
そもそも中国とは、いかなる存在なのか?
 ラサでの暴動事件については、本日毎日新聞朝刊に出ていた記事は、既に『<チベット暴動>国外グループが関与…全人代常務副委員長』ぐらいであった。  中国側の報道に疑問を感じる人もいるかもしれないが、筆者としては現在ラサ入りを求めている西側マスコミが客観的な報道をするとも思えない。  そもそも、これを積極的にデマ発言と決めつけなくても、ラサを実効統治していない(よって正確な情報をつかむ能力さえない)、いわゆるチベット亡命「政府」の「発表」などをまともに報道してきたこと自体、そのマスコミの客観性を... ...続きを見る

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2008/03/20 11:09
初歩的なチベット前近代史
「「チベット」と「中国文明」の関係(3)」について  劉公嗣さんの記事本文よりも、記事に付せられたコメントも含めてトラックバックを付けさせていただく結果となりますが、正直言って、私もそんなにチベット問題について勉強しているわけではありません。  ただ「後にチベット族を形成したであろう民族」ではなく、現在につながるチベット族が基本的に形成されたのは、唐初のソンツェン・ガンポ王がチベット高原を統一し、都をラサに定め、吐蕃王朝を開いてからでしょう。  面白いことに、「伝説では吐蕃王室は中国遼東地... ...続きを見る

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2008/03/20 10:29
チベットと中国文明の関係について・最終版?
「「チベット」と「中国文明」の関係(2)」について  まず、トラックバックが遅くなって申し訳ありません。おそらく、私の方に関しては劉公嗣さんに対する最後のトラックバックになることと思います?  まず、チベットが太古から、といってもチベット族が歴史に現れる吐蕃の昔から、唐などの中国中央王朝に服属していたかというと、確かにそうとは言えないと思います。中央王朝に服属し、そのまま現在に至った時期は、ご指摘の通り、18世紀半ば、清代においてであると思います。  チベット独立派の中には、清滅亡後の中華... ...続きを見る

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2008/03/18 23:11
チベットと中国文明の関係について
「「チベット」と「中国文明」の関係」について  私も現在のラサの情勢においては、少なくとも劉公嗣さんとのやりとりにおいては、基本的に発言を控えさせていただきます。ただ、しばらくの間マスコミは騒ぎ立てたとしても、一ヶ月も立たないうちにほとんど沈黙してしまうだろうと思いますが。  ただ劉公嗣さんとのやりとりにおいては、基本的にチベットと「中国」との文化的関係にのみ絞って論じさせていただきたいと思います。 ...続きを見る

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2008/03/16 19:31
チベットと「中国」について
「「チベット」と「中国」について」について  死者数100人の根拠についてマスコミは「未確認情報」としており、本来マスコミで報道するような根拠を持った情報ではないと考えます。この問題ではっきり言えることは、事件が「非暴力」が「評価され」てノーベル「平和」賞を受賞したはずのダライラマ支持者による暴動以外の何ものでもないということであり、中国政府は催涙弾の使用と威嚇射撃を行ったことは認めたものの、暴徒に対する直接発砲は否定しており、死者10名も暴徒による放火などで巻き添えを食った市民としていますが... ...続きを見る

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2008/03/16 01:45
ダライラマは既に「チベットは中国の一部」と承認
「最近の「チベット」情勢と歴史問題」について ご参考までに、  ダライラマは既に「チベットの独立」という要求を取り下げているようです。例の田中宇の論文『改善しそうな日中関係』(2007年4月12日)から引用します。  (2007年)4月7日ダライラマは、インドのマスコミの取材に対し、「チベットは、中国からひどい統治を受けているものの、中国の一部で ある」と表明した。こうした表明が発せられたのは、中国政府が最近、チベットの独立要求を放棄するなら、ダライラマと交渉をしたい、と表明したことを受け... ...続きを見る

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2008/03/15 17:25
下記報道の背景
「今さら何を報道しているのか:中国製?毒餃子事件」について  日中の警察の間で、メタミドホスが包装袋を浸透するかどうかで、実験結果が分かれていたが、これは日中両警察の実験方法の違いによるもので、実験に対する中国側の自信から考えても、方法によっては、浸透しないこともないことを日本警察も理解してきたのではないだろうか。  ただ、たとえメタミドホスが包装袋を浸透したとしても、それほどの数値のメタミドホスが餃子内部に浸透するのかという「疑問」は残る。おそらく、今回の報道というか、千葉県警の発表の背景... ...続きを見る

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2008/03/14 00:17
今さら何を報道しているのか:中国製?毒餃子事件
 報道によると、「中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、千葉県警は13日、中毒症状を起こした同県市川市の一家5人がはき出したギョーザの皮から3580ppm、具から3160ppmの極めて高濃度の有機リン系殺虫剤『メタミドホス』を検出したと発表した。」という。  続けて同記事は、「県警は『残留農薬では考えられない濃度』として、人為的か事故かで混入した可能性が高いと見ている。」と言うが、今更なにをか言わんやである。  検出されたメタミドホスの濃度の具体的数値にこそ「新味」のあるものの、「市川市の一家... ...続きを見る

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2008/03/13 23:48
中国公安、日本の毒物専門家を招待へ ギョーザ事件で
 「中国警察は国内の調査にしっかり取り組むと同時に、日本側との交流・協力のため、積極的に力を尽くしている。中国側はすでに、ギョーザ袋のメタミドホス浸透実験の詳細な資料と天洋食品工場の関連資料を日本側に提供している。公安部刑事捜査局の局長は6日午後、中国にある日本大使館の公使と警務連絡官と会い、関連状況の交換も行った。  中国公安部はまた、日本警察の毒物専門家を中国に招き、メタミドホスの浸透実験と相互が関心を持つ問題について協議と交流を行うことを検討している。捜査の状況と資料の日本側へのさらなる... ...続きを見る

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2008/03/11 18:44
オーストラリアの位置
「戦後日本における欧米化と東アジア世界についての雑感」について  オーストラリアという国は、地理的には大きな存在に見えますが、人口は約2000万足らずで、北朝鮮(約2300万)より少ないという事実は忘れてはならないと思います(ちなみに、韓国は約4800万)。  先年、オーストラリアに留学した知り合いから聞いた話ですが、近年、オーストラリアへも中国人の進出は大変なものがあるらしく、その知人に言わせれば、「占領されそうな勢い」と言います。  実際、歴史の過程の中で、オーストラリアが白豪主義を取... ...続きを見る

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2008/03/11 17:17
中国産食品購入意欲調査:意外と高かった「迷わず買う」派
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2008/03/09 18:19
メタミドホス浸透実験=日本側専門家招き協議へ−中国
 時事通信によると、「中国外務省の秦剛副報道局長は7日、有機リン系殺虫剤成分メタミドホスが袋を浸透するかどうかについて、中国公安省が日本の警察から専門家を招き協議を進める予定だとする談話を発表した。」という。    確かに、メタミドホスが袋を浸透したからと言って、これがそのまま「中国国内犯行」を否定する根拠にはならないが、浸透したとすると、「日本国内犯行」の可能性も出てくることは否めないだろう。 ...続きを見る

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2008/03/08 10:17
中国側が資料提供=メタミドホス浸透実験−ギョーザ中毒事件・警察庁
 以下、6日の時事通信より。  警察庁の吉村博人長官は6日、中国公安省から有機リン系殺虫剤メタミドホスの袋の浸透実験に関する資料提供を受けたことを記者会見で明らかにした。  同庁は実験の結果、浸透はしないとしているが、中国側は浸透するとして、先月28日の会見で中国国内でのメタミドホス混入の可能性を否定。同庁の見解と対立している。  このため同庁は実験結果のほか、製品製造元の工場がある河北省で過去に発生したメタミドホス使用殺人事件などの分析結果、工場内の映像資料を提供するよう公安省に要求。6... ...続きを見る

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2008/03/08 00:01
台湾関連ニュース(3月3〜4日):台湾住民の6割は「独立」を望まず
 昨日から本日にかけて、Yahoo!ニュースの台湾関連トピックに掲載された台湾関連ニュースを思いつくままにリンクしてみる。  1.<調査結果>6割以上が最優先課題は「経済発展」―台湾(Record China) (3日14時41分)  2.<中国>台湾と交流促進し独立阻止へ 中国政協主席(毎日新聞)(3日19時47分)  3.<台湾総統選>20代の61%、国民党「馬蕭ペア」を支持―台湾 (Record China)(3日21時48分)  4.<調査結果>会社員の4割以上、「中国大陸で働き... ...続きを見る

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2008/03/04 23:40
ボールは日本側に投げられている:中国製?毒餃子事件
 今日の毎日新聞朝刊を見ても、今回の事件そのものの真相に触れるような記事はなかったと思う。まあ、土日だから仕方がないかもしれないが。  ともかく、「日本国内での混入の可能性は極めて低い」とする日本警察に対し、中国公安は「中国国内での混入の可能性は極めて低い」と真っ正面から反論してきた。  何だかんだと言っても、現在、ボールは日本側に投げられている。事件を曖昧決着させないためにも、日本側からボールを投げ返す必要がある。  何度も述べたが、メタミドホスの純度問題では日本警察の完敗である。これだ... ...続きを見る

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2008/03/02 09:10
「日中で鑑定の試薬に違い」来日の中国側検査担当者
 中国製?毒餃子問題をめぐって、日中の警察当局が全面対立する事態となっている。最初、日本の警察当局が「中国側混入」の第一の根拠としてあげた「メタミドホスの純度問題」では、前にも述べたとおり、国外産の不純物の多いメタミドホスを日本に持ち込むことは決して不可能ではないだろう。その点では、「メタミドホスの純度」など、それだけでは「中国側混入」の根拠とはならない。  現在、日中警察が真っ正面から対立しているのは、「包装袋に塗布されたメタミドホス溶液が内部に浸透するかどうか」の問題であり、日本警察は「し... ...続きを見る

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2008/03/01 08:35
メタミドホス持ち出しを図った日本人記者、中国で一時拘束:「餃子事件」について
 毎日新聞の記事によると、「中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、中国国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副総局長は28日、北京での記者会見で『日本の記者がメタミドホスを購入、所持し、持ち出そうとした事案を摘発した』と語った。これを受けて共同通信社は同日、中国総局の記者が15日に河北省政府当局者に約3時間拘束されたことを明らかにした。」という。  なお、毎日新聞の記事では触れられていないが、別報道によると、魏伝忠質検総局副局長は、上記日本人記者の事案を発表した後、「今回の冷凍ギョーザ事件では、何者かが第... ...続きを見る

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2008/02/28 23:16
「台湾人」意識高揚説への疑問
 毎日新聞24日朝刊の記事によると、「台湾・政治大学の意識調査では、調査を始めた国民党政権下の92年6月には「自分は台湾人」と答えたのは17・3%、「自分は中国人」は26・2%だった。だが、最新調査(07年6月)ではそれぞれ43・7%、5・5%と逆転。陳水扁政権下の8年間で台湾人意識は着実に高まった。」と書いている。  しかし、記事本文に付属した表(上記「政治大学」選挙研究センター調査)を見ると、一番多いのは、「自分は台湾人でもあり、中国人でもある」という人々であり、調査を始めたという92年か... ...続きを見る

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2008/02/26 18:04
米大統領、スピルバーグ批判〈北京五輪〉
 米大統領、五輪でスピルバーグ批判「私なら辞退せず」  「15日付中国新聞社電によると、米ブッシュ大統領は英ラジオ局のインタビューに答え、北京五輪の芸術監督を辞退したスピルバーグ監督を「自分だったら、そうはしない」などと批判した。同電によると、ブッシュ大統領は北京五輪はスポーツの祭典であり、中国非難の場ではないなどと発言。自分自身も五輪大会には出席すると述べた。」という。 ...続きを見る

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2008/02/23 17:26
コソボ独立承認国家リストから台湾削除
<コソボ>独立承認「国家」リストから削除、台湾外交に打撃―台湾  「2月21日、コソボの独立を承認した「国家」として一度はリストアップされていた台湾が、その名を消されていたことが明らかとなった。中国新聞社が伝えた。  19日、台湾外交部はコソボの独立承認を発表、今後国交を樹立する可能性も示唆していた。発表後、「コソボからありがとう」と題されたWEBサイトにコソボを承認した国家のリストがアップされていたが、その中に台湾も含められていた。  しかし21日現在ではリストから台湾の名は削除され、国... ...続きを見る

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2008/02/22 23:01
中国、北朝鮮をめぐる「日本」の国益とアメリカの国益
 「北朝鮮の平壌で26日に開かれるニューヨーク・フィルハーモニック公演が米朝和解の前奏曲として世界の注目を集めている。(中略)米国のオーケストラは過去にも外交的に敵対する国で公演し、両国関係の改善に寄与してきた歴史がある。1956年にはボストン・シンフォニーが旧ソ連を訪問、3年後には故バーンスタイン氏が指揮するNYフィルも同国で公演した。73年にはニクソン大統領訪中直後にフィラデルフィア・オーケストラが訪中している。」(『<NYフィル>26日に平壌公演 米朝「新世界」の扉は?』より) ...続きを見る

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2008/02/14 00:02
中国産食品、実は「結構安全」?? 残留農薬、米国のほうがひどい
 「中国産の食品に対する不信が止まらない。中国からの主要野菜輸入も前年の3割以上も減少したという。事態を重く見た東京都は、2007年8月から中国産食品の緊急検査をした。ところが、「違反食品の報告が1件もない」のだという。厚生労働省も「検査を徹底しているため、違反品が市場に出ているとしても、ごく限られたもの」なのだそうだ。」(『中国産食品、実は「結構安全」?? 残留農薬、米国のほうがひどい』より) ...続きを見る

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2008/02/13 00:03
漢方薬や健康食品は大丈夫なのか(笑)
 例の「餃子問題」から、中国製食品離れが起こっているが、前にも書いたとおり、現在の日本では「チャイナフリー」などほとんど無理な話である。  ところで、ほとんどマスコミなどでも取り上げられなかったようだが(まあ、日本のマスコミもそこまで「煽り立てる」わけには行かなかったのだろうが)、現在、日本で販売されている漢方薬やローヤルゼリーなどの健康食品などにも中国製原料を使ったものがだいぶ多いのではないか。そうでないと、あれだけ安価に販売されるはずがないと思う。  例えば、病院などでも保険調剤される某... ...続きを見る

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2008/02/12 00:04
産経の世界地図がいつの間にかなくなっている
 少なくとも、筆者が「 台湾を中国の一部とした産経の地図」という記事を公開した1月末まで下記にあった産経の地図が気がついたら抹消されていた。  http://web.archive.org/web/20030307224456/http://www.sankei.co.jp/map/pdf/wm90812.pdf ...続きを見る

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2008/02/11 00:10
「チャイナフリー」に現実性はあるか?
 今回の餃子事件(あるはい今回の事件をめぐる日本のマスコミの報道姿勢)をきっかけに、中国食品に対する不信感が増し、冷凍食品はおろか、野菜まで「中国製食品は買わない」と「息巻いている」人が少なくないように思える。  しかし、今回の事件をきっかけに判明したことは食糧自給率4割という日本に、それこそ一般人の予想以上の膨大な量の中国食品が入って来ているということであり、もはや中国食品なくして日本の食は成り立たないという現状である。  これを長期的にどうしていくかという問題はさておき、おそらく今の日本... ...続きを見る

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2008/02/06 00:05
最近、なるほどと思った記事
「「毒入り餃子」問題は正しく報道されているのか?」について  「毒入り餃子が中国でつくられ、日本の消費者にダメージを与えた。やはり中国製は信用できない。中国人は信用できない・・・。このようなキャンペーンが日本国内で張られている。」  (『天上星下』「「毒入り餃子」問題は正しく報道されているのか?」より) ...続きを見る

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2008/02/05 23:00
中国産食品はよろしく「禁輸」すべきである
 各種報道を見る限り、今回の「餃子問題」の真相自体は、まだまだ未解明であり、日本国民としても冷静な判断が求められると思う。  報道を見ると、ブログなどには中国だけでなく、日本にもかなり「過激」な記事があるように見られるが、筆者の所論もかなり過激な発言であることは間違いないだろう。  なお、誤解のないよう言っておくが、筆者の言う中国食品の「全面禁輸」とは、日本政府による「輸入禁止」ではなく、中国政府による「輸出禁止」を筆者は主張しているのである。  なお、筆者がこのように主張する理由は次の通... ...続きを見る

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2008/02/03 01:27
04年陳水扁「銃撃」事件は“やらせ”、台湾調査委が最終結論
 問題の記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000028-rcdc-cn  一応、全文を引用しておく。 ...続きを見る

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2008/02/02 17:54
台湾を中国の一部とした産経の地図
 http://web.archive.org/web/20030307224456/http://www.sankei.co.jp/map/pdf/wm90812.pdf ...続きを見る

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2008/01/28 22:21
台湾の陳「政権」、「大連立」打診は不発に・野党国民党が拒否
 報道によると、「台湾の陳水扁政権が野党・国民党に事実上の大連立を打診したが、不発に終わったことが明らかになった。12日の立法院(国会)選挙で圧勝した国民党に行政院長(首相)を共同で人選することを提案したが、国民党は『(3月22日の)総統選目当ての策略にすぎない』と拒否したという。」  これなどは、「事実関係のみを論評抜きで報道する」べきニュースであろう。 ...続きを見る

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2008/01/27 00:29
米国はF16の台湾への追加売却を見送り
 各種報道によると、アメリカは台湾当局へのF16戦闘機の追加売却方針を見送ったという。  各種報道によると、現陳水扁「政権」が強行しているという、3月の「総統」選の際の「台湾名義での国連加盟」の是非をめぐる住民投票の実施にアメリカが反対していることが、理由らしい。 ...続きを見る

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2008/01/26 01:07
台湾:ホンジュラスも関係断絶か?「北京五輪までにあと数か国」
 報道によると、この「1月21日、台湾民進党国際事務部の幹部がある座談会で、『北京五輪までに恐らくあと4―5か国が台湾との外交関係断絶を申し出るだろう』と語っていたという。  アフリカのマラウィが今月14日に台湾との外交関係を断絶していたが、中米のホンジュラスもこれに続くという見方が有力だという。  コスタリカは昨年6月に台湾と断交しているが、「ホンジュラスのセラヤ大統領がコスタリカ共和国を訪問した際、『コスタリカは経済、貿易、外交ともに開放された政府で、中国を含む世界中の国々と国交関係を結... ...続きを見る

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2008/01/22 22:14
学校地図帳から台湾はとっくに消えている
 Yahoo!ニュースの台湾トピックスのトップ記事が、いまだに「台湾島」表記地球儀関連である。(この間、台湾「立法院選挙」での国民党大勝など、もっと重大なニュースがあったと思うのだが)。発端は、『学研の地球儀から台湾が消えた? 中国が圧力「島」に変更』という産経の記事であり、その後も産経は関連記事を発し続けているが、筆者が何度も指摘してきたように、日本国文科省検定済み地図帳からは、とっくに台湾は消えているのである。  実際、平成18年3月20日(文科省)検定済みという地図帳の「世界の国々」とい... ...続きを見る

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2008/01/19 18:52
中国艦艇と対峙報道、米太平洋艦隊の報道官が否定
 報道によると、「米太平洋艦隊のマツナガ報道官は16日、米空母キティホークが昨年11月に台湾海峡で中国海軍の艦艇と対峙(たいじ)したとする台湾紙の報道を否定した。」という。 ...続きを見る

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2008/01/18 00:07
両岸(大陸と台湾)統一の可能性
 周知の通り、台湾「立法院」選挙では国民党が圧倒的勝利を収めた。台湾独立志向の現与党・民進党が敗れ、統一志向の国民党が勝利したのである。続く3月の「総統」選でも、国民党の勝利はおそらく間違いなく、国民党は8年ぶりの奪権を果たすだろう。  もちろん、これによってすぐに台湾が中国政府の提案に乗り、統一交渉に臨むと言うことはないだろう。しかし、独立拒否の民意、台湾は究極的に大陸と統一すべきであるという民意は示されたものと思う。  中国政府は一国二制度による香港方式の統一を台湾住民に提案しているが、... ...続きを見る

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2008/01/15 00:23
何にしろ、台湾は中国の一部。学研地球儀問題の総括
 昨年末、福田総理が訪中した際、福田総理が「台湾独立に反対する」と言ったのか、「台湾独立を支持しない」と言ったのかが問題になった。確かに、この両者には共通点もあるが、(福田総理が述べるように)「違う」と言えば「違う」問題である。  例の学研地球儀で言えば、「台湾島」表記(独立に反対する)、「台湾」表記(独立を支持しない)という対応関係になるのであろうか。  ただ、台湾独立に「反対する」にしろ、「支持しない」にしろ、こんな発言を行うこと自体、実質、台湾を中国の一部だと認めているのと同じであり、... ...続きを見る

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2008/01/14 00:29
台湾を中国の一部とする台湾発行の地図
 ネット上とは言え、実物を初めて見ました。リンクを張っておきます。  http://www.chinayouth.org.hk/China/rocmap.html ...続きを見る

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2008/01/13 09:09
改めて文科省検定済み地図帳を見る
 平成18年3月20日(文科省)検定済みという手持ちの某社の地図帳を見てみた。 (台湾関係)  地形図を見ると、前にも書いたとおり、「台湾」との表記が黒色で付されており、その点、中国の他の島、例えば台湾に続いて中国第二の島たる海南島が「ハイナン(海南)島」と表記されているのと区別されていると言えば、区別されているが、国家であることを示す赤字では表記されていない。  また、日本と台湾、日本と韓国の間の海には、赤線がしかれているが、台湾と中国大陸の間には、いかなる線もしかれていない。現在、台湾... ...続きを見る

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2008/01/12 01:36
台湾は国家ではない、文科省検定済み地図帳を見ても明白
 例の産経新聞が、中国政府の圧力により、学研の地球儀が台湾を中国領扱いしたかのような報道を行っているが、馬鹿げた話である。  大体、現在、日本の学校などで使用されている文部科学省検定済みの地図帳(教科書扱い)を見ても、台湾を「台湾島」と表記しなくても、国家であることを示す赤色で表記せず、単に黒色で「台湾」と表記しており、どう考えても、中国の一部としてしか扱っていない。  文科省検定済みでなくても、日本で発行されている地図は大体、それに準拠しており、台湾を国家として扱った地図帳など、少なくとも... ...続きを見る

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2008/01/10 18:45
マラウィと台湾の断交が決定的に、「外交部長」の訪問拒否
 報道によると、今月4日、台湾「外交部長」黄志芳がアフリカのマラウィ共和国とスワジランドを訪問するために出発したが、出発後にマラウィ共和国から受け入れ拒否を伝える通知を受け取った、という。  「外交部長」の出発後に訪問拒否の通知が行われるという事態に台湾「外交部」は「極めて異常な事態」とコメントしたというが、12月、マラウィ共和国が台湾と断交し、大陸と国交を結ぶと現地メディアは報道していた。今回の外交部長訪問の拒否でその動きは決定的なものになった。 ...続きを見る

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2008/01/07 23:40
台湾独立の可能性は皆無
 筆者が大きく関心を持っていることの一つは台湾問題であり、ヤフーの台湾関連記事はほぼ毎日必ずチェックしている。  周知?の通り、中国政府は香港方式(一国二制度)による、台湾との平和統一を希求しているが、台湾問題をあくまで中国の内政問題と考え、台湾が独立を宣言した際には、武力行使を行う可能性も否定していない。  筆者自身は、ほとんどあり得ない事態だと思っているが、台湾が独立などを宣言すれば、間違いなく戦争状態になるだろう。ただ、これは中国政府が即座に台湾を武力攻撃することを意味しない。一つには... ...続きを見る

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2008/01/04 00:45
数え年
 東アジア文化圏である中国、日本、朝鮮半島、ベトナムでは古来、「数え年」を用いていた。  つまり、1960年10月10日生まれの人の場合、生まれた時点で一歳、翌61年1月1日時点で2歳となり、今年2008年1月1日時点で、数え年のの49歳となる。  つまり、お正月には、一家全員が一歳年を取ることになり、中国などでは大晦日の晩などは終日眠ることなく、家族全員でお祝いしたという。  もっとも、今は上記東アジア文化圏でも満年齢が一般的であり、筆者にしても数え年というものがあることは知っていたが、... ...続きを見る

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2008/01/03 00:05
台湾の陳水扁氏「戒厳令を考慮」・翌日撤回
 報道によると、台湾の陳水扁氏が「『戒厳令』を公布したらどうかとの提案があり、慎重に考慮している」と25日夜に発言し、翌26日昼に撤回する騒ぎがあったという。  2008年1月12日に行う「立法院(国会)」選挙と住民投票で、最大野党・国民党が陳氏の主張する投票方式を拒否しているのをけん制する狙いで発言。国民党は「独裁に走るつもりか」と批判している。  なお、台湾各紙によると、陳氏は25日夜の選挙集会で、「立法院」選などを延期や無効にする手段として「戒厳令」に言及。26日に「任期中に『戒厳令』... ...続きを見る

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2007/11/27 23:23
歴史の弁証法・続
「歴史の弁証法」について  拙文に対する劉公嗣さんのコメントに対して、コメントを返そうとしたのですが、長文になることもあり、自分の記事に対するトラックバックの形にして新規に記事を設けさせてもらいました。  確かに、日本のマルクス主義史学?を自称する学者の中などにも、中世「封建制」段階を経た西欧と日本のみで近代化が可能になったのだと主張する向きがあります。しかし、彼らの主張は基本的に、西欧・日本先進論で、どんなに華やかな文明を誇ろうとも、中世段階に移行できなかった中国やイスラムは「アジア的専制... ...続きを見る

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2007/11/10 17:37
「機器猫」と「のび太総理」
「福田首相が民主党に連立政権を打診するも民主党は拒否」について  筆者の中国人講師によれば、『クレヨンしんちゃん』、『ちびまる子ちゃん』等の日本製アニメは中国でも結構人気があるらしいが、中でも有名なのは「機器猫」(チーチーマオ)であるという。これは『ドラえもん』の中国語訳であり、直訳すれば「ロボット猫」ということになろうが、まさに「猫型ロボット」ドラえもんの面目躍如たる翻訳であろう。 ※ちなみに、ロボット(人型ロボット=アンドロイド)は「機器人」(チーチーレン)である。  ちなみに、なぜか... ...続きを見る

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2007/11/05 00:05
<南京大虐殺>被害者勝訴 著者などに400万円支払い命令
 報道によると、南京大虐殺に関する本で「偽の被害者」と指摘されたとして、生存者の夏淑琴さん(78)が、著者の東中野修道・亜細亜大教授(60)と出版元の展転社(東京都)に1500万円の賠償などを求めた訴訟で、東京地裁は2日、400万円の支払いを命じた。  三代川三千代裁判長は「指摘は真実でなく、原告の名誉を著しく棄損した」と述べ、東中野教授の翻訳や解釈では文脈に矛盾や不自然さが生じると指摘し「資料の解釈が妥当とは言えず、学問研究の成果に値しない」と批判。「夏さんが虚偽の証言をしていると読者に印象... ...続きを見る

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2007/11/03 09:04
地球温暖化と中国
 今年の残暑は厳しいなんて言うものではなかった。お彼岸はおろか、この十月下旬になっても、朝晩はともかく、昼間の暑さなど一頃の9月中旬並み。ひとえに、これも地球温暖化の結果であり、日本は確実に亜熱帯化している。  話していても、もう「地球温暖化は大変なところまで来ているのではないか?」という人が多い。地球温暖化を憂えるということは、至極当然の感情であると思うのだが、何を勘違いしているのか、これも近頃の中国バッシングの結果か、「中国は今や世界最大の二酸化炭素排出国になってしまった。」などと中国批判... ...続きを見る

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2007/11/01 00:30
歴史の弁証法
 中国が近代で立ち後れ、資本主義を発展させられなかったことの原因を、その前段階(いわゆる中世・近世社会)の未発達に置く見解は古くから存在した。それに対し、ヨーロッパや日本で資本主義が発達したのは、その前段階が発達していたからだという見解である。  しかし、どう考えても、江戸時代とほぼ同時期の清代とを比べれば、中国の社会の方が進んでいるし、明末清初に中国を訪れた西洋人の目からしても、中国社会は当時の欧州社会より進んだ社会と見えたようであるし、実際、そうだったろう。  ちなみに、19世紀中頃にイ... ...続きを見る

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2007/10/30 00:02
台湾問題での中国主席の演説、米国は歓迎
 15日の時事通信によると、「中国共産党の胡錦濤総書記は15日、第17回党大会冒頭に行った政治報告で、台湾統一問題について、『1つの中国』原則を前提として『敵対状態の正式終結を話し合い、平和の合意を達成、両岸関係の平和的発展の枠組みを構築したい』と述べ、台湾側に対話を呼び掛けた。」  これに対し、台湾側は拒否を表明したが、アメリカ政府は胡主席の演説に歓迎を表明、米国家安全保障会議(NSC)のジョンドロー報道官は15日、「胡氏の発言は両岸対話の再開を求める正しい方向へのステップだと信じる」と評価... ...続きを見る

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2007/10/16 19:58
台湾軍事パレード、好ましくない=町村官房長官
 10月10日の『時事通信』の報道によると、「町村信孝官房長官は10日午後の記者会見で、台湾で開催された辛亥革命を記念する大会で軍事パレードが行われたことについて「(中国と台湾の)両当事者が平和的な話し合いの中で(台湾問題を)解決してもらいたい。軍事的な緊張感を高めるような行動は、事態解決の役に立たない」と述べ、好ましくないとの考えを示した。」 ...続きを見る

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2007/10/11 05:29
「老婆」(ラオポー)
「現代中国語のお話。女房は愛人なの?」について  中国語では、親しい間柄では、自分の妻のことを「老婆」(ラオポー)と言うらしいが、中国語では「婆」という語に「老女」だけでなく、「妻」という意味もあるようである。  果たして、新婚の妻でも「老婆」と呼ぶのかという疑問もあるが、中国語の「老」や「婆」の使い方を考えると、この中国語の「老婆」というのは、古い大阪人が自分の奥さんのことを「おばはん」と呼ぶのと感じが似ているような気がする。  ちなみに、戦前の大阪を舞台にした織田作之助の『夫婦善哉』には... ...続きを見る

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2007/10/06 00:19
「我有愛人・・・」
「現代中国語のお話。女房は愛人なの?」について  25年ぶりに中国語を習ってみると、ちょっとした言葉が、その意味合いやニュアンスを変化させていることに気がつく場合がある。「愛人」(アイレン)などもその一つである。  25年前、中国語で「愛人」(アイレン)と言えば、配偶者もしくは恋人のことだった。そのノリで、「我的愛人・・・」(私の妻は・・・)としゃべり出すと、若い中国人講師がどきっとしたような表情を見せ、その場合は「愛人」ではなく、「妻子」(チィズ)を用いるべきだという。  「どうやら、日本... ...続きを見る

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2007/10/05 23:59
朝鮮戦争終結へ協力 南北首脳会談宣言署名
 報道によると、「韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領と北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記は4日午後1時(日本時間同)、平壌での送別昼食会に先立ち、7年ぶりに開かれた南北首脳会談の合意事項を盛り込んだ『南北関係発展と平和繁栄のための宣言』に署名した。韓国の聯合ニュースによると、朝鮮戦争(1950〜53年)の終結宣言のための当事国会議開催を目指すことが盛り込まれた。米中と南北朝鮮による4者協議を指すとみられる。朝鮮半島における平和体制の構築に向け南北主導で努力するとの趣旨の文言も入った。」 ...続きを見る

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2007/10/04 21:16
日中外相、台湾問題で一致
 中国の楊外交部長は「日本が台湾の国連『加盟』を支持していないことを評価し、日本が地域の平和安定や中日両国の利益を出発点として、台湾問題を適切に処理するよう願うと述べた。これを受けて高村外相は、日本側の『日中共同声名』で表明した台湾問題に関する立場にはいかなる変更もなく、日本は台湾の国連『加盟』を支持しないと述べた。」 ...続きを見る

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2007/10/04 20:35
蛍は中国では気味の悪い虫とされている?
 今日は三週間ぶりに中国語講座に行った。基本的に週一の講座であるが、文化祭準備とこちらの体調不良のために2週連続で休んでいる。  講師のW先生に、日頃からの疑問に思っていたことを質問してみた。「昔、中国では蛍は気味の悪い虫とされていると聞いたが、今でもそうなのですか?」。  日本で風流な虫とされている蛍も、中国では光って飛ぶ様が人魂を連想させ、気味の悪い虫とされていると、昔、本で読んだ筆者は、よく授業でも、このことを生徒に語ってきた。  すると、去年、ある生徒が、「そんなことはない。」、「... ...続きを見る

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2007/10/03 22:51
韓国大統領 軍事境界線を超え朝鮮訪問
 このところ、時事ネタが続くが、やはりこのニュースは見過ごせないだろう。今回、あえて中国メディアの記事をリンクするが、これを見ても、中国などが南北朝鮮の関係改善を歓迎していることが見て取れよう。 ...続きを見る

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2007/10/02 19:32
今日は中国の国慶節(建国記念日)
 本日10月1日は、中華人民共和国の国慶節、つまり建国記念日である。筆者などが25年前、中国語を学習した際、確か北京放送の中国語初級会話というテキストを使っていたのだが、その中に、「一九四九年十月一日、毛主席在天安門城楼上、宣布了中華人民共和国成立。」(「1949年10月1日、毛沢東主席は天安門の楼上で、中華人民共和国の成立を宣言した。」)という一節があった。  1949年に中華人民共和国が成立したのだから、今年で中華人民共和国は建国58周年と言うことになる。当時のテキストの例文で言うと、「到... ...続きを見る

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2007/10/01 00:06
日中国交正常化35周年
 1972年9月29日、日中両国は共同声明を発表し、日中の国交正常化がなされた。昨日は、その35周年の記念日である。  1949年の中華人民共和国の建国にかかわらず、それまで、日本は台湾に逃れた蒋介石の「国民政府」を「中国の正統政府」として承認し、中華人民共和国を承認しない政策を取ってきたわけだが、こんな目茶苦茶がいつまでも続けられるわけはない。  71年の中国の国連復帰(同時に行われた台湾の国連機関からの追放)、更には72年のニクソン訪中による駐米和解などの情勢の中で、時の田中角栄総理が訪... ...続きを見る

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2007/09/30 17:29
「全日空」はなぜ機体のロゴを「ANA」に変更したのか
 2003年、全日空こと全日本空輸が機体のロゴを全日空からANAに変更したが、この「改名」に関しては、次のようないきさつがあるという。  「全日空」というのは、中国語では「全日(一日中)ひま」という意味になる。現代中国語の「空」には、「ひま」とか「から」という意味があっても、「そら」という意味はない。  日中の経済関係の発展に伴って、全日空も中国便が増えるにつれ、機体のロゴが「全日空」では企業イメージが非常に悪いと言うことで、ANAに変更したのだという。 ...続きを見る

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2007/09/29 00:02
「中国製品」無しで生活できるか?
 「学校指定のカーデガンや制服」が高い理由が分からないのだから、生徒の中には(もしかしたら社会人の中にも)、ユニクロ製品や100円ショップの商品が、主に中国で作られているから安価であることを知らない向きはけっこういると考えてもおかしくないだろう。  筆者が、「制服は日本製であるから高価であり、ユニクロは中国製であるから安い」と説明すると、生徒の中には、昨今の中国製品バッシングの結果か、「もうユニクロの商品を買うのをやめる」というものが出てくる。  しかし、さすがにこれに対しては、生徒間からも... ...続きを見る

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2007/09/26 02:53
学校指定のカーデガンはなぜ高い?
 生徒から、学校指定のカーデガンはなぜ高いのかという疑問が出た。確かに、ユニクロなら2000円ぐらいで買えないこともないカーデガンが、学校指定だと5000円以上したりするのである。  察しのいい読者なら、もうお分かりになると思うが、学校指定のカーデガンが高いのは、日本国内で製造しているからである。それに対し、中国などで製造されるユニクロのカーデガンは安価だし、品質的にも日本産に劣らないどころか、むしろ学校指定の国産の方が、教師から見ても品質に疑問を感じることがある。  既に経済効率から言えば... ...続きを見る

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2007/09/24 15:01
閑話休題 阿部総理辞任に思う・続々
 ただ、筆者が唯一阿部政権を評価できることは、就任早々、アメリカよりも先に中国に飛んでいき、その本心はともあれ、靖国神社参拝を行わず、日中関係の悪化に歯止めをかけたことである。  うがってみれば、この行為も、決して阿部総理の本心ではなく、さる筋からの「お達し」の結果なのかもしれないが、この流れは麻生であれ福田であれ、誰が総理になっても変わらないだろう。既に福田などは靖国神社の不参拝を明言している。  少なくとも、日中関係の悪化も、もはやアメリカの望むところではない。 ...続きを見る

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2007/09/17 00:51
在日中国人と日本の多民族国家化
 報道によると、2006年には在日中国人の数は約56万人に達し、約60万という韓国・朝鮮人に迫っている。もちろん、これはあくまで留学などの一時滞在をも含んだ数字であり、歴史的経緯から言っても、日本に永住している人数から言ったら、まだまだ韓国・朝鮮人の方が圧倒的であろう。  しかし、80年代以降の中国からの日本永住者である「新華僑」と呼ばれる人々の数は確実に増加しており、この動向は今後も続き、日本永住中国人の数が永住韓国・朝鮮人を超えることは、そう遠いことではないだろう。  在日中国人を始めと... ...続きを見る

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2007/09/07 01:09
高句麗問題へのトラックバックへの回答・最終版
「高句麗論争についての雑感(3)」について  こんな言い方をするのも何ですが、正直言って、「高句麗問題」に言及したことを後悔しています。まあ、劉公嗣さんと色んな面で意見の違いがありますが、ある面では、私の認識の甘さと劉公嗣さんの指摘の正しさを認めざるを得ないとも思っています。  確かに、92年の中韓国交以来、中国と韓国の経済交流は進んでいますが、それとともに、色んな考え方の韓国人も中国東北部に入り、中国在住の朝鮮族に影響を与えようとしていることも事実でしょう。そんな人々の中に、高句麗の領域を理... ...続きを見る

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2007/02/12 07:24
高句麗問題へのトラックバックへの回答・続
「続・高句麗論争についての雑感」について  劉公嗣さんのトラックバックに対する再回答を行わせていただきます。  確かに、私の朝鮮史に関する観点というのは、韓国・北朝鮮の両国で非常な反発を受けるものと思います。というのも、私の観点は、朝鮮文化も日本文化と同様、中国文化の流入によって、一定時期に形成されたとするものですから、このような観点が朝鮮半島で、「なんとか聞いてもらえるだけ」でも、後半世紀は軽く必要かもしれません。  ただ、劉公嗣さんのおっしゃる「豊かで自由な統一朝鮮が実現した場合」ですが... ...続きを見る

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2007/02/10 21:30
「高句麗」問題へのトラックバックに対する回答
「高句麗論争についての雑感」について  劉公嗣さんから本ブログの記事について、トラックバックが付きましたが、それについて私見を述べさせていただきます。  まず、この問題についての私の観点は、現在の中国と韓国・朝鮮との間にまたがって存在した古代政権であった高句麗を、中国並びに韓国・朝鮮双方が、共に「自国の古代政権」と位置づけても何ら問題はないということに尽きます。  「韓国側の独り相撲」と主張したのは、韓国から中国に対して抗議はあったものの、中国からは韓国の高句麗についての歴史記述に対して特に... ...続きを見る

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2007/02/09 21:17
鎖国前夜の帰化中国人
 討ち入りで有名な赤穂四十七士の内、祖父が日本に帰化した中国人だった人がいると何かで読んだ覚えがあるのだが、思い出せない。ご存じの方があれば、是非教えていただきたいと思う。  豊臣秀吉の朝鮮攻めの際、有名な薩摩の陶工はじめ、朝鮮側の捕虜が多数、日本に拉致され、和平後も帰国できなかった、あるいはしなかった人の話は有名であるが、儒学者・朱舜水や隠元禅師はじめ明末清初の混乱の中で来日し、そのまま帰化した中国人も結構いるようである。  実際、いわゆる鎖国の行われる前は、中国人などはかなり自由に日本に... ...続きを見る

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2007/01/31 20:08
『通俗近代三国史演義』の構想
 周知の通り、中国には正史の伝統があり、新王朝が先の王朝の正史を編纂するものとされた。有名な『三国志』は三国の分裂状態を暫時統一した晋の陳寿が著したものであり、「倭人伝」で有名な「魏志」「蜀志」「呉志」の三志から構成されている。  ちなみに、蒙古族の征服王朝である元は、前代の宋・遼・金三国の歴史を編纂し、それぞれ『宋史』『遼史』『金史』として皆、正史の一つとして数えられている。  しかし、考えようによっては、この三王朝の歴史を『新三国志』とでも名付けて、「宋志」「遼志」「金志」として編纂して... ...続きを見る

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2007/01/30 18:27
いわゆる「高句麗論争」について
 もう一昨年の話になるが、いわゆる「高句麗論争」が起こり、高句麗を中国領内の国家と記述する中国歴史書などに韓国側の一部論者が反論したことがあった。もっとも、「論争」と言っても、韓国側一部論者の「一人相撲」であったような印象を否めないのであるが、実際、これといって中国側から韓国側に再反論があったような記憶は筆者にはない。  ここで、筆者自身の考えを述べさせてもらえば、最盛期の高句麗というのは、現在の国境を越えて中国東北部、朝鮮半島北部を領域としており、現在の中国、韓国・朝鮮にまたがっていた国であ... ...続きを見る

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2007/01/29 18:04
太陽の象徴としての三本足の烏
 熊野の烏で思い出したが、熊野三山の一つ、熊野本宮大社前には赤い「日の丸」の中の「三本足の烏」の御神旗が飾られている。この烏は、一般に日本神話中の「八咫烏(やたの烏)」とされており、熊野本宮大社の神使とされているという。  http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/90/Shrine_Kumano_hongu_torii01.jpg  もっとも、この御神旗を見て私が思い出したのは、かつて夫人のミイラ(というか極めて保存状態のよい遺体)等の... ...続きを見る

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2007/01/28 10:47
兄妹始祖神話
 兄妹始祖神話として有名なのは、中国の伏羲と女?の神話である。伏羲と女?は漢代以降の画像石によく登場し、夫婦として描かれることが多いというが、その際には人頭蛇身で描かれることはあっても、兄妹としては描かれない。一方、伏羲と女?を別個の神として描く神話もあり、特に女?が泥土をこねて人を造ったいう神話は有名である。  一方、中国の少数民族、ミャオ族、ヤオ族の神話では、二人は実の兄妹であり、大洪水のため全ての人々が息絶えたが、大きな瓢箪の中に入っていた二人だけが助かり、後に結婚して夫婦となり、人類再... ...続きを見る

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2007/01/24 21:39
夏・商・周の勢力圏
 いわゆる夏・商・周の「三代」の実態というのが、後世の秦漢帝国のような中央集権国家ではないことは分かっていたが、それでも後の秦漢ほどではないが、中央部の結構な領域を支配しているものというイメージが強かった。  後のような中央集権の官僚制国家でなくても、多くの小国を配下にしたがえる古代の「国」際連合の盟主というのが筆者のイメージであった。しかし、実際には、長江流域、四川領域のような「敵対」勢力の存在を考えると、「国」際連合というよりも、連合「国」の盟主ぐらいの存在だろうと思うようになっていた。 ... ...続きを見る

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2007/01/07 18:20

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熊猫さん(子欲居)の備忘録 中国のテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
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