見苦しい中国への対抗意識 ソマリア沖海賊問題
筆者が購読している25日付毎日新聞一面に『ソマリア沖に海自 急ぐ政府 中国に先越され』という記事が掲載された(関連ネット記事、紙面の記事と同文)
ネット記事の方には、もっとはっきりと「中国には負けられぬ」という文句が踊っていたが、今回のソマリア海賊問題だけでなく、いつ頃からかマスコミから伝わってくる日本政府の中国への対抗意識には、筆者は非常に見苦しいものを感じる。
上の毎日の記事には、「主要8カ国(G8)で現場海域に艦船を出していないのは日本だけだ。」などとの文句があったが、既に「主要8カ国(G8)」というものが破綻を来し始めており、「G20」という言葉がマスコミを賑わすようになり、世界は確実に多極化を始めているのである。
報道によると、中国だけでなく、G8に入っていないインドも海軍を出しているようだが、そっちの方は問題にならない。「インドに負けてもいいが、中国には負けられない」という意識も理解できないし、憲法上の制約もある日本が海自をソマリア沖になかなか派遣できないのは当然であり、そのことで「勝った負けた」と騒いでいる日本政府の脳みその中身自体が筆者には理解できない。
何でも上記報道によると、内閣官房の政府高官は、麻生太郎首相に「中国に負けるわけにはいきません」と進言し、首相は「そりゃそうだ」と答えたという。
大体、海自が制約が多いのなら、なぜ海保ではいけないのか? 相手がソマリア沖海賊なら、船艇の派遣に筆者も反対ではない。海保には、英仏からのプルトニウム運搬船護衛用として開発された6500トン級巡視船(海自のイージス艦並)があったはずである。現在、9隻保有しているという3000トン級巡視船にしても、武装はともかく中国の派遣している駆逐艦と余り大きさは変わらないように思う。
実際、ソマリア海賊程度なら、わざわざ海自の護衛艦を出さずとも、海保の巡視船程度で十分ではないだろうか。海保には補給艦がないというのなら、駆逐艦2隻とともに、補給艦1隻を出している中国に補給協力を仰いでみるのも、日中友好・国際協力という点では一興ではないだろうか。
ネット記事の方には、もっとはっきりと「中国には負けられぬ」という文句が踊っていたが、今回のソマリア海賊問題だけでなく、いつ頃からかマスコミから伝わってくる日本政府の中国への対抗意識には、筆者は非常に見苦しいものを感じる。
上の毎日の記事には、「主要8カ国(G8)で現場海域に艦船を出していないのは日本だけだ。」などとの文句があったが、既に「主要8カ国(G8)」というものが破綻を来し始めており、「G20」という言葉がマスコミを賑わすようになり、世界は確実に多極化を始めているのである。
報道によると、中国だけでなく、G8に入っていないインドも海軍を出しているようだが、そっちの方は問題にならない。「インドに負けてもいいが、中国には負けられない」という意識も理解できないし、憲法上の制約もある日本が海自をソマリア沖になかなか派遣できないのは当然であり、そのことで「勝った負けた」と騒いでいる日本政府の脳みその中身自体が筆者には理解できない。
何でも上記報道によると、内閣官房の政府高官は、麻生太郎首相に「中国に負けるわけにはいきません」と進言し、首相は「そりゃそうだ」と答えたという。
大体、海自が制約が多いのなら、なぜ海保ではいけないのか? 相手がソマリア沖海賊なら、船艇の派遣に筆者も反対ではない。海保には、英仏からのプルトニウム運搬船護衛用として開発された6500トン級巡視船(海自のイージス艦並)があったはずである。現在、9隻保有しているという3000トン級巡視船にしても、武装はともかく中国の派遣している駆逐艦と余り大きさは変わらないように思う。
実際、ソマリア海賊程度なら、わざわざ海自の護衛艦を出さずとも、海保の巡視船程度で十分ではないだろうか。海保には補給艦がないというのなら、駆逐艦2隻とともに、補給艦1隻を出している中国に補給協力を仰いでみるのも、日中友好・国際協力という点では一興ではないだろうか。
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