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「石破茂元防相の田母神事件評」について 近頃の右翼は、軍事のことも分からないで、人を「平和ボケ」などと罵倒しているが、一番「平和ボケ」して軍事のこともほとんど分かっていないのは、現在の平成右翼ではないだろうか。 実際、上記記事のコメントを読んで思うのだが、例えば「帝国陸軍主計課」、確かに名称は正確ではないが、少し事情の分かった人なら、これが旧軍のどこの部局に属していたかなどということは、ほぼ自明のことである。 このコメントを付けた人などは、「主計」という言葉の本当の意味がどうも分からないようだ。 なお、「戦力」とは、単に軍艦や航空機、兵員の人数のみを意味するのではなく、一国の工業力、いわゆる経済力なども重要な構成要素として勘案しなければならないことは、少し軍事の分かる人なら自明のことであろう。 このような日米の戦力差から考えて、開戦すれば必敗などと言うことは、「帝国陸軍主計課」でなくても、少し事情の分かった人ならば、当時でも常識的に判断できたはずである。実際、引用によれば、当時の「(海軍)軍令部総長永野修身」自身、「戦うも亡国」と発言していたと言うではないか。 恐ろしいのは、このようなごく常識的な見解さえ、口にするのが憚られるような状況が作られたことである。戦前なら、特高や憲兵が跳梁跋扈していたし、現在でもこれほど露骨でもないが似たような状況がないとは言えないことである。 |
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